ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

漫画家ねこクラゲさんの脱税について

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「薬屋のひとりごと」作画担当のねこクラゲさんが福岡地検に告発されたとのこと。
令和元年・2年・3年分の確定申告をしていなかった(無申告だった)とのことでございます。

 

すでに申告・納税ずみ

この手のニュースにありがちな本人のコメント、
「すでに申告・納付をしております。申し訳ございません」。
税務署から本人への連絡が期限を過ぎてからですし、さらに遅れてメディアに伝わる関係でそこは致し方ありません。

 

“無知だった”

本人によれば「無知だった」とのこと。
そうですよね、無理もありません。
だって学校では教えてくれないし、社会人になってからも誰も教えてくれません。

たとえばサラリーマンが「今年は確定申告しないと」と思っても、なかなか行動に移らないのといっしょです。
それが還付申告(申告すれば税金が返ってくる申告)ならばまだよいですが、納税になる申告だとアウトです。

 

告発は見せしめ?

通常…という表現は語弊があるかも知れませんが、
「通常」、無申告で即告発!…なんてことはありません。
税務署にお叱り受けるくらい。
(「くらい」なんて言っちゃいけませんか…)

それが、無申告とか過少申告(納税額を違法に安くする申告)とかをして、1億円以上の税金をごまかすと国税犯則取締法というやつによって告発されます。
「1億円以上だ!」と、どこかに書いてあるわけではありませんたぶん。
書いてはないのですが、一応のラインとなっているようです。

ねこクラゲさんの場合は4700万円。
決して少ないとは言えない額ですが、悪意もなかったであろうことを考えると、もしかすると「見せしめ」かもしれないなぁと。

 

誰にでも起こりうる

ねこクラゲさんの無申告は他人事じゃありません。
個人事業者でやっていこう、会社つくろう…と思い立つのはよいですが、申告のことまで考えられる人がどれほどいるか。
確定申告のことを知り、自分でしないといけないことに怒る人もいますから。。
それくらい認知されていないのが確定申告なんですよね。
もちろん知らなかったで許されたら法律の意味がありませんが。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

この記事を登録する前に同業者のSNS投稿が目に止まりました。
ちゃんと意識持って依頼してくる漫画家はおる…と。
そりゃそうです。
業界で線引きされる話ではありませんから。

今日のラジオ

●アンガールズのジャンピン
●大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!

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