「なるほどデザイン」で“なるほどグラフ”と思った話

なるほどデザイン、読み終わり（見終わり）ました。
読まずに見るだけでわかる本、大好きでして。

全体的には、雑誌編集者など、プロ向けの印象。
でも、「グラフの見せかた」は、誰しも知っておきたいところですよ！

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。
この本の表紙、本屋で並んだときのインパクトを狙ってのことだとか。
プロの力というものを、見せつけられる一冊です。[/speech_bubble]

 

デザイナー向け・ブログデザインに凝りたい人向け

本のタイトルや表紙からは、初心者向けの印象を受けます。
が、中身はなかなかのプロ仕様。
雑誌社で働く人には、かなり勉強になる本でしょう。

素人の立場で言わせていただきますと、なるほど！とは思うものの、実践は敷居が高い感じ。
言いつつ、気合入れて「セルフマガジン」を作りたい人には良さそうです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]著者の筒井さんの話しを「CSS Nite in KOFU」で聞きましたが、〆切を1年半ほど過ぎたとか。
いったん完成→ぶっ壊した そうで。
（バイオハザード2 みたいですね。）
中身は「よくこれだけ書いたな」というボリュームとクオリティーです。
同業の方は、落ち込むかもしれません。[/speech_bubble]

 

セルマガ感想好きを仕事にする独立起業の教科書（かさこマガジン8）読書感想文

 

プロフィール写真の見せかた→ブロガーもつかえる

ブログを通じて、何をピックアップするか。

「ブロガー本人を見せたい」のか「商品を見せたい」のかで、載せる写真の種類がぜんぜん違うのだよ！
ということが、よーく分かります。

写真3枚を使って、1枚だけ大きくするとか。
配置によっても、受け手の印象はずいぶん変わるものですね。

 

 

グラフとチャートの基本はつかえる！

本の一番最後のほう（243ページから）の、「グラフとチャート」はつかえます。
見せかたの基本として、社会人はもちろん、学生がレポートを書く場合などにも。

 

グラフ

4パターンについて解説されています。

• 割合→円グラフ
• 項目の大小→横棒グラフ
• 時系列の増減→縦棒グラフ
• 分布→折れ線グラフ

円グラフ

円全体で100％。
何がどれくらいの割合を占めるのか、パッと見で分かりやすいです。

横棒グラフ

項目の大小を比べるのに向いています。
たとえば、野菜がどれだけ売れているか。
売れた数をグラフにしたり、金額をグラフにしたり。

縦棒グラフ

年（年度）別の売上高の推移など。
縦軸売上げ、横軸時間 で、よく使われますね。

折れ線グラフ

得意先の売上げ、一見さんの売上など、分布を見るのに適しています。

 

「その他」でスッキリ（ノイズをカット）

たとえば、「横棒グラフ」と「円グラフ」です。

横棒グラフ

TOP5辺りまでは、威勢よく右に伸びています。
しかし、真ん中から下のほうは、どんぐりの背比べ状態。
だったら、どんぐりの背比べ状態のところは、まとめて「その他」としてしまおうと。

（どこまでが大事なデータなのか、にもよります。）

円グラフ

横棒グラフと話しがかぶりますが、割合の小さなものに名前を付けるとゴチャゴチャします。
こちらも、上位数件のみ名前付け（タグ付け）して、下位は「その他」でまとめると。

「その他」の内訳を示す必要があるなら、グラフ外で書けばいいでしょう。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]売上は縦棒グラフ、割合は円グラフなど、定番です。
見やすいから皆そうしているワケでしょうが、あらためてプロのフィルターを通されて、腑に落ちました。[/speech_bubble]

 

 

CSS Nite in KOFU 情報

次回の「CSS Nite in KOFU」は、2018年6月の予定。

前回の前売券は、当日券より2割超やすかったです。
参加を考えている方は、見逃さないようにしましょう。

関連CSS Nite in KOFU,Vol.7。SNSは楽しめ！＋テクニック