ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

社労士が年末調整までするのはアリなのか。確定申告は。個人番号への不満。

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会社や個人事業主が12月から1月にかけて行う年末調整。
キホン自社(自事務所)で行うものですが、税理士など?に任せることもできます。

年末調整は税務

税理士の仕事の1つに「年末調整」というものがあります。
ここでいう「仕事」とは、自事務所(自社)のものではなく、お客さん(顧問先)の年末調整です。
年末調整は所得税の計算ですから、税金に関係するもの。税金に関するものの多くは、税理士の独占業務。

これを社労士(社会保険労務士)がやってしまうのは問題があるように思えますが、税理士含め、見て見ぬ振りというのが実際のところという気がします。

グレーだけれどまかり通る

社労士は社会保険に関する仕事を生業(の1つ)にしています。
そのついでかどうか分かりませんが、たぶんついでに、顧問先などの給与所得にも関わることがけっこうあります。
で、そのついでに年末調整まで。

年末調整って専用のソフトがあれば誰でもカンタンに出来ちゃいます。
税金ソフトを使って計算できるものの中で、ひょっとしたら一番カンタンかもしれません。
セットで、市町村などに「支払報告書」の提出。税務署へは「法定調書合計表」「支払調書」の提出。

カンタンなのですが、すごく重要な事務手続きです。
これが漏れちゃ困る。提出してもらわなきゃお役所が困る。
だからでしょうか。お役所側からは、きっと、注文はつきません。

税理士の仕事が奪われている?

じゃあ税理士の立場からはどうでしょうか。
報酬を得てする仕事の1つですから、年末調整という仕事が社労士に奪われることに不満を持つ税理士はいるでしょう。

でもたぶんそれ以上に、「まぁいいよ」という税理士が多いと思います。
その理由は、年末調整って面倒くさいから。
これに限った話ではありませんが、とにかく資料収集が面倒なのです。

開封しないまま渡される、生命保険料などの控除証明。。
ほぼほぼ白紙で渡される申告書類。。
毎年のことなのに、毎年同じことを言わねばならない…。
そう思っている税理士(と職員)は少なくないでしょう。
ムキーー! ですね。。

マイナンバーも手間

年末調整といえば、マイナンバーも手間です。
ただ、市町村に提出する「支払報告書」に関しては事情がちがって、「eLTAX」を使えばマイナンバーの記載が省略できます。
一方で、税務署に提出する法定調書(支払報告書)はダメ。ただし、記載せずとも、「e-Tax」で送れてしまいます。
とはいえ後者のマイナンバー記載は義務なので。。
SNSを見る限り、2021年分について、マイナンバー記載なしで送付している税理士もいるようですが。
税務署から電話かかってきたりしないのでしょうか。
もういっそのこと、マイナンバーは誰からでも見えるくらいにしてほしい。手間かかりすぎます!

Writer|田中雅樹(税理士)

●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

コロナ対策に関して、山梨モデル?が高評価を得ているとか。
確かに「数」だけ見たら少ないのですが、病床の分母も少なく。
こちらは7割だったりします。

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