お金がないと生きて行けない。人間は弱い。けどCrowdWorkerにはなるな。
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CrowdWorks(クラウドワークス)というシロモノ、昨晩初めて知りました。
昨年、似たようなサービスに、似顔絵の依頼をしたことがあります。
(返事が来ませんでしたが。)
CrowdWorksも、絵をはじめ、キャッチコピー製作やチラシ製作など、様々な依頼ができるものです。
その中には、記帳代行、税務申告書の作成・提出 といったものまで。
スゴイ時代だよね。
CWで仕事受けるなら、「山梨県の田中です」なんて自己紹介はアホみたいです。
「ニセでもええがな」なんて言う依頼者もいそう。[/speech_bubble]
税理士を食うネット募集(CrowdWorks)
↓こんなメニューから、専門的な仕事を、専門家に依頼できるようになっています。
一番上の「税務相談・確定申告」のメニューをのぞいてみますと、
“○万円+税 で法人税申告・提出 お願いします!”
みたいな依頼が見つかります。
(条件など指定して、依頼を出せます。)
中には、
「経理丸投げ+法人税申告書作成・提出→6万円+税」
なんてものもあります。
会計ソフト、申告書作成ソフト の用意がなかったら、その分残るお金が削られるわけで。
税理士としては、なかなか泣けてきます。。
(CrowdWorks、昨年とかに知ってなくて良かったな…)
CrowdWorksの取り分→20パーセント
↓見づらいと思いますが、いちおう。
(超過累進税率みたいな手数料。じゃないですね。逆か。)
上の「6万円+税」の場合ですと、CrowdWorksに2割もっていかれます。
なかなかですよ。
これ、税理士の悲哀だけを書きたいワケではありません。
他の仕事でもいっしょです。
さらに、ひとつの依頼に対して、受注したい人がたくさんあったら。
依頼者は、応募者から、誰かひとりを選ぶことになります。
貧困ビジネスみたいでコワいわ。[/speech_bubble]
武者修行の場としてのCrowdWorks
今回の記事(CrowdWorks)は、昨晩の「コワーキングスペース・ラボこうふ 3月交流会」で話し合われたのテーマの1つでした。
仕事を受けたい税理士だと、競合した結果断られても、失うものはまぁナシです。
(疲れますし、落胆するでしょうけれど…)
しかしこれが、キャッチコピー作成・チラシ作成だと。。
完成形を依頼者に提示した上で、依頼者に選ばれることになります。
(→ラボこうふ管理人、熊坂さんに聞きました。)
選にモレるのは、なかなかの地獄。
覚悟は必要でしょう。
実績づくりには致しかたナシか
しかしですね。。
独立当初などは特に、プライドもクソもなかったりします。
食って行かにゃならんのですから。
基本的には単発の仕事ですし、物は試しという考え方もできます。
ゼロから独立したての税理士だと、他の税理士に使われる「外注」なんてものがありますが。。
外注はキホン継続するもので、辞めたいと思っても、すぐにとは行かないケースもあるでしょう。
その点は、CrowdWorksに軍配が上がりそうです。
手数料とられた上に、申告書ソフトなどの用意も必要なんですけどね。。
フリーランスはCrowdWorkerになるな
ハイ、なったらあかん。
競争して選ばれるか腕だめし、とか。
遊び感覚なら大いにアリでしょう。
そうではないなら、期間を設けるべきです。
半年だけやる とか。
フリーランスが価格破壊で勝負しちゃいけません。
開業税理士でいえば、外注もどうかと思っています。
(ホントは去年やりたかったけど… でも疲れるじゃんけ。。)
逆に、相続税申告できない税理士が、できる税理士を安く使おうとする行為。
これにも、非常に腹がたっております。
(報酬ほしけりゃ自分で勉強して、自分でやれや!)
思い出したように取り乱してスミマセン。。
フリーランスの皆さま、せっかく独立したのです。
CrowdWorksで、バイトし続けるのはやめましょう。
編集後記
- 買ってツンドクになっていた本がPrimeReadingの対象に。。
読了後でもちょっと悔しいですが、前だとなおさらです。 - 昨晩、4月から税理士法人に就職するという大学生と話しをしました。
税理士試験に挑戦予定とのこと。
「独立したほうが楽しいよ」と、余計なお世話だったかも知れませんが、言ってしまいました。
(反省してます。少しだけ。)
昨日の一日一新
- 研修→ブルーアース
- フォレスト森のソーダ
- ラボこうふのトイレ