ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

年末調整計算シート(国税庁提供)の使いかた

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国税庁サイトからダウンロードできる「年末調整計算シート」。
無料でつかえることを考えると、悪くないと感じました。

 

使ってみよう!

まずはダウンロードし、実際に使ってみましょう。

 

1.ダウンロード

まずはダウンロードですね。
Googleなどで「年末調整計算シート」と検索すれば、国税庁サイトの該当ページが見つかります。
ページの下の方に、【年末調整計算シート(令和4年用)(Excel/4,241KB)】とありますので、そこをクリックすればOKです。

 

 

2.年末調整計算シートを編集できるようにする

ダウンロードしたファイルを開く前に、プロパティからちょっとした設定を行います。
ダウンロードしたファイルを右クリックし、プロパティ(R) を開きます。

 

 

【全般】タブの右下の「許可する」をクリックしてチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

 

 

この手順を踏みませんと、「出どころの分からないエクセルマクロやばいっすよ」的なメッセージが出て入力ができません。

 

3.入力してみる

以上の過程を経ると、年末調整計算シートに入力できるようになります。
黄色のトーンが塗ってあるところに数字を入力すると、控除額の計算などをしてくれます。

 

 

年末調整計算シートでできること

「年末調整計算シート」でできることは【源泉徴収簿】の右半分です。

●源泉徴収簿(左半分)
●給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
●給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書
●給与所得者の保険料控除申告書
●給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書 兼(特定増改築等)住宅借入金等特別控除計算明細書

は(書類の名称長い!)、手書きするなり(なんなり)、別途自分(自社)で用意しないとダメです。
といいますか、順番的には「年末調整計算シート」が最後ですね。

 

年末調整ソフトほどの便利さはないが

上のブロックに書きましたとおり、年末調整の書類一式をつくってくれるものではありません。
(一般に売られている年末調整ソフトも、まぁ、入力してナンボではありますが)

とはいえ、一番やっかいな税額計算の部分をやってくれますからね。
年末調整するのが社長1人とか、従業員が2,3人の個人事業主とか。
であれば、十分な気もします。
サクッと試せるものですので、年末を迎える前に一度、試してみてはいかがでしょうか。

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

発売日に買ってから放ったらかしていた「ドラゴンクエストXオフライン」をちょっとだけプレイ。
うーん、最初からオンラインでやったほうが良かったかな…
と、プレイ開始15分で思いました。
(くつがえる可能性は十分にあります。比較できないのに)

昨日の1日1つ

●Instagram動画を参考に筋トレ

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