東電からインボイス番号おしえての連絡がきたら

 

太陽光で発電→東電などに買い取ってもらう、いわゆる「売電収入」があるかた。
インボイス番号を教えてくれと通知（ハガキ）が来ているかと思います。
さて、どう返事をしたものでしょうか。

 

なぜこんな通知が来る？

東電など（以下単に「東電」と書きます。）に電気を買ってもらって収入がある。
…という場合、東電からしてみるとその電気は仕入れです。
仕入れといえば2023年10月からのインボイス制度ですね。

「うちみたいなフツーの家に何いってんだ？」
なーんて思ってみても、東電からすれば「インボイス登録事業者か否か」は大きな問題です。

 

わざわざ登録の必要なし

その通知に対する答えですが、フツーのサラリーマン家庭（＝会社ではない、個人事業者ではない）であるなら、
「インボイス登録事業者ではないよ」
と返事をしましょう。

会社や個人事業者などの事業者であるなら、本業でインボイス登録する必要があれば、それを東電に教えてあげればOKです。

よほど大きな規模で売電収入があれば、売電収入だけのためにインボイス登録が必要になることもあるでしょうが。。
一般家庭などの場合、たかが知れている売電収入のためにインボイス登録は必要ありません。
消費税分、東電から値下げをされたとしても

Writer｜田中雅樹（税理士）

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。