ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

大学共通テストの年に、親が知らずに損しやすい税金の話

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2026年の大学共通テストが終わりました。
とはいえ勝負の冬はまだ始まったばかり。
受験生本人はもちろん、親のほうも落ち着かない日が続きます。

出願、受験料、交通費、場合によっては宿泊費。
短期間で、家計からお金がどんどん出ていく年です。

でもこの年、
もう一つ静かに動いているものがあります。

それが、税金と社会保険です。


受験の年は「家計が一番動く年」

大学受験の年は、

  • 支出が一気に増える
  • 子の生活リズムが変わる
  • アルバイトを始める・辞める

など、家庭の状況が大きく動きます。

ところが税金は、
こうした変化を自動では反映してくれません。


教育費が増えても、税金は勝手に減らない

よくある誤解の一つが、

「教育費が増えているから、税金は軽くなっているはず」

という感覚です。

残念ながら、
大学受験にかかる費用そのものが直接税金を減らしてくれる…
なんて制度はほとんどありません。

お金の負担感が増している一方で、
税金の計算は淡々と進みます。


子どものアルバイト収入が与える影響

受験期や大学進学を前に、
子がアルバイトを始めるケースも少なくありません。

このとき注意したいのが、

  • 子の収入額
  • 扶養の判定

です。

「少しのバイトだから大丈夫」と思っていても、
年の合計額で判定されるため、
親の税金に影響が出ることがあります。


扶養や控除は「自動で調整」されない

税金の制度は、

  • 年の途中で状況が変わっても
  • 勝手に帳尻を合わせてはくれません

基本的に、
確定申告や年末調整で初めて反映されます。

受験の年は忙しく、
税金のことはどうしても後回しになりがちです。

その結果、

「あとで気づいたら、思ったより税金が高かった」

というケースが起きやすくなります。


税金は「受験が終わってから効いてくる」

大学共通テストが終わり、
進学先が決まり、生活が落ち着いた頃。

ふと届くのが、

  • 住民税の通知
  • 社会保険料の金額

だったりします。

受験が終わった後に、
じわっと効いてくるのが税金です。


税理士として伝えたいこと

大学共通テストの年は、「税金の年」ではありません。
本来は、子を支えることが一番大事な年です。

ただ、

  • 家計が大きく動く
  • 収入や扶養の状況が変わる

そんな年だからこそ、
**税金にも“少しだけ目を向けておく”**ことで、
あとからの後悔を減らすことができます。


まとめ

  • 受験の年は支出が増えるが、税金は自動では減らない
  • 子どものアルバイト収入は、親の税金に影響することがある
  • 税金の影響は、受験が終わってから表に出てくる

「知らなかった」だけで損をしないよう、
余裕のあるタイミングで一度、
家計と税金を整理してみるのも一つの選択です。

田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

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