日曜劇場『集団左遷』。まとめと、未回収と、真のポイント。
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TBS日曜劇場「集団左遷」が終わりました。
ツッコミどころ満載も、最後まで割と楽しみに、全話視聴しました。
日曜劇場「集団左遷」
三友銀行蒲田支店の支店長・片岡(福山雅治)。
蒲田支店を含む、複数の視点閉鎖をもくろむ常務・横山(三上博史)。
主にこの二人がドンパチやる、銀行ものドラマです。
もうひとつ「主に」を使っていいなら、片岡が熱いドラマです。
原作はあの人じゃなかった
銀行ものといえば池井戸潤。
日曜劇場といえば池井戸潤。
さぁ今回はどんな池井戸潤ドラマなんだぁ!?
…と思いきや、池井戸潤の原作ではありませんでした。
奥さま・八木亜希子
主人公・片岡の奥さん役に八木亜希子。
八木亜希子さん、相変わらずキレイです。
家に帰ったら八木亜希子がいるって。。
いいなぁ。。
(学生時代からのファンである。)
『集団左遷』とは何だったか?
主人公・片岡が熱い熱いドラマ「集団左遷」。
どのようなドラマだったのか、見ていない方に(見ていた方にも)分かりやすく解説いたしましょう。
- 原作・池井戸潤、ではない(しつこいですが)
- キホン的に片岡(福山雅治)が熱いだけ感
- 走っても汗をかかない、スーツが汚れない、片岡
- 常務の顔を知らない蒲田支店の行員一同
- 真山(香川照之)がイイヤツ(アノ常務のイメージが…)
- 真山は仕事できる。でも万年副支店長
- 梅ちゃん(尾美としのり)の「片岡”クン”」。同期なのに上から目線
- 地面師のときだけ稟議ナシ。巨額融資であり得る?
- 5週間かけて取り込み詐欺した赤井英和。15分で捕まる
- 鮫島(小手伸也)のシャベリの癖が「監獄学園」の校長といっしょ
- 横山(三上博史)の報復が常に遅め(余裕が命とりに。。)
- 常務・隅田(別所哲也)はズルいところが一切見えない。どうやって常務に?(力も無い…)
- 日曜劇場最弱の銀行支店長・片岡(蒲田支店の全員になめられていた。。)
- 日曜劇場最弱の銀行常務・隅田(役員全員になめられていた。。)
- 日曜劇場最弱の銀行頭取・藤田(市村正親。常に横山になめられていた。。)
ハイ、いかがでしょう。
アラ探しをしたワケではありません。
すべて事実です。
(フィクションでしょうから、事実は変ですけれど。)
伏線回収…なし! その他、残る疑問
最終回を終え、回収されないままの伏線、払拭できないナゾ。
いくつかあります。
- 蒲田支店終わっても、支店の行員一同めでたしバンザイ。お客さん第一はどこ行った
- 三上に言われるまま「頑張らなかった」他支店・支店長のその後
- 小手伸也 演じる鮫島。手帳を預けた真意
- 三上博史 演じる横山。最後に打った手がアレ。。
- 中途半端なワル、藤田頭取。前半の正義はどこ行った
とくに鮫島が持っていた手帳の件は。。
どんな心情だったのか、描いてほしかったですなぁ。
日曜劇場「集団左遷」は、片岡のバカと鈍感でできている
最後に勝ったのはバカ正直な正義、片岡でした。
力なき正義が副頭取に勝ってしまうことなど、なかなか現実の世界では難しいでしょう。
しかし考えてみますと、単に「バカ正直・正義」ではありませんでした。
勝てた理由は他にあります。
それは、
嫌われても、嫌われたことに気づかない鈍感力!
これに尽きます。
真山、梅ちゃん。
キーパーソンであったこの二人には、けっこう嫌われていました。
「また来たよ…」
と思われてもガンガン行っちゃう片岡。
(→最終的にはマブダチに。。w)
たとえ相手に嫌われたって、コチラは嫌いにならない。
これですね。
片思いな人間関係なんて、その辺にゴロゴロ転がっているものです。
ガンガンいったもの勝ちなのかもしれません。
そう考えてみますと、片岡の生き方・他人への接し方は、大いに見習うべき生き方なのではないでしょうか。
本日記
久しぶりの雨。
どかっと降りました。
山梨県内各地で停電も。。
昨日の1日ひとつ
- 明星銘店紀行 中華蕎麦とみ田(カップめん)