ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

『読みたいことを、書けばいい。』は、教科書なんて無いと教えてくれる教科書だ。

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いきなり私事ですが「書きかた本は読まない」と決めていました。
しかし、買って読みました。

なぜか。
それは「書きたいこと」ではなく、「読みたいこと」というタイトルに引っ張られたからです。

(言い訳は以上です。)

 

『読みたいことを、書けばいい。』ささった見出し

序章+4章 でなる「読みたいことを、書けばいい。」(この本)。
興味深く読めたのは次の各章です。

  • ターゲットなど想定しなくていい(第2章その1)
  • 承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない(同その2)
  • つまらない人間とは「自分の内面を語る人」(第3章その1)
  • 物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛(同その2)
  • 「起承転結」でいい(同その8)

「書きかた本」「書きかたブログ」で語られがちな「ペルソナ」「専門記事」「量と質」。
これらについて、この本にはいっさい書かれていません。

楽しみを見いだす

著者の一貫した考え方として「文章は自分のために書く」。
これが、最初から最後まで(のアチコチで)書かれておりました。

承認欲求があると、とたんに苦しいものになってしまう――(意訳です…)とも。
(上のブロックでも挙げています。)

本のタイトル『読みたいことを、書けばいい。』の、「読みたいこと」とは誰の読みたいことか。
これって有りがちな本ですと、読み手にとっての「読みたいこと」になるでしょう。

しかしこの本では本の名前のとおり。
書き手である「自分自身が読みたいもの」なのです。
(ちょっとクドいですね。)

「ソレでイイんじゃないの?」
というのが著者のスタンスです。

 

 

たまに仕事になる

著者である田中泰延さんは電通に勤務していたことがある人。
プロのコピーライターだし、「たまに」じゃなくて「常に」書くことが仕事になっていると思われます。

そんな著者が「仕事になることがあって嬉しい」みたいに書いてらっしゃる。

昨日今日書き出したワタシ。
1日たりともサボるワケにいくまい。

 

 

「書きかた」との付き合いかた

この本を読んだ後、初めて書いた記事が昨日の『集団左遷』でした。
4ブロックある内、最初の3ブロックはワタシの主観を禁止しました。

(見どころ、伏線未回収 の選定については、ワタシ基準ではあるものの。)

客観的な事がらを書いた後、最後のブロック。
起承転結の「結」ですね。
ここだけ主観です。

 

無責任な他人の定義

ブログでとかく語られガチなのが「質」と「量」の関係です。
ワタシも過去、何度か書きました。

誰かが書くたび、気になってしまうものであります。
しかし答えは出ません。

この度、多少の覚悟はできました。
「人の目を気にしない」という覚悟です。

承認欲求を完全に捨て去るには修行が足りませんが、他人の見方は他人のもの。
気にしてもしゃーない。

それにしても「書く」ことは、おおむね苦しさを伴うものでございます。
でも発した「葉」は誰かに届く。
結果、批判されてもイイと思っています。

(むしろ、批判してもらえるようになったら一人前でしょう。)

届けられる手段がある以上、ワタシにとって書かない手はありません。

 

本日記

消費税に関するコラム(的なもの)を税理士会広報部に提出。
査収してもらい、訂正が入りました。
「税務記事を書く税理士はプライドが高い」
と思われているようですが、ワタシはそんなに頭が石じゃありません。
書いたことで誤りに気付けたのですから。(むしろ感謝。)
書く意味、発信する意味はデカいです。

昨日の1日ひとつ

  • SUNAOバニラソフト
  • のむヨーグルト・アップルマンゴー
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