イニエスタらの申告漏れについて

 

元ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタさん、
同チームなどから得た収入に対し、適正な「所得税」「消費税」の納付がされていないことが報道されました。

2018年7月から2023年7月までヴィッセルにいたのに。。
もう日本におりませんやん。。

 

1年以上の契約で確定申告

イニエスタさんは5年ほど日本で活躍しました。
もしヴィッセル神戸との契約が1年未満でそのとおり1年未満で日本を出国していたら、報酬から差し引かれる源泉所得税だけで納税は終わり。
もちろん現実はそうではないので、イニエスタさんは確定申告する必要がありました。

ホントに？

とはいえそのあたり、ヴィッセル神戸が本人にアドバイスしなかったとは思えません。
思えませんが、当たり前過ぎて言わなかったことも考えられます。
考えられるというか、イニエスタ確定申告した？…なんて、誰も言わない・思わないですよねぇ。。

「遅」

報道どおり、源泉所得税の納付がヴィッセル神戸からされていただけだったら。。
さすがに国税さん遅すぎでしょと。
ホントのホントに報道どおりなら、イニエスタさんから消費税はまったく納められていないことになります。
いやいやホントにね、イニエスタさんもう日本にいませんからね。
国税さんにおかれましては、いわゆる外国人助っ人を呼ぶプロスポーツチームに対して、徹底した指導をしたほうがいいですよね。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。