ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

GoToEat食事券。プレミアム25%とよむか、2割引とよむか。

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GoToEatキャンペーンの「共通食事券」が2020年10月12日よりスタートしました。
「25%プレミアム付き」という触れ込みですが、はたしてそれは本当か。。
言葉のマジックが隠れています。
以下、知らぬが仏かなーともいえる話しです。

 

GoToEatキャンペーンの共通食事券

共通食事券は、8,000円で買って・10,000円分の食事が楽しめる というものです。
キャンペーンのサイトをのぞいてみますと『25%プレミアム付き』のコピーが。
8,000円に1.25を掛け算すると10,000円ですので、25%プレミアム付きという言葉はまちがっていません。

日本人にわかりやすいのは2割引?

反対に、10,000円の側からながめてみますと、8,000円は20%ダウン。
つまり2割引きです。
1万円の食事が8千円でたのしめるよー という感じですね。

実際のところ、日本人の感覚にあっているのはコチラではないかと。
有利な見かたで数字を大きくするのって、どうも好きになれません。(個人の見解ですが)

1,000円券が10枚。おつりなし。

この共通食事券。おつりが出ません。

たとえば、900円の食事に共通食事券1枚をつかった場合どうなるか。
100円のおつりは出ないのです。
共通食事券1枚あたりの負担額は800円ですから、この例の900円の食事はオトクではあります。
でもプレミアムの幅は小さくなってしまいます。

もう1つ例を。
1,100円の食事に「共通食事券1枚+現金100円」をつかったとしましょう。
この場合は、共通食事券の購入額800円と現金100円で、実質負担は900円です。
900円負担で1,100円の食事は、800円負担で1,000円の食事よりもオトク率は低い…。

「25%プレミアム付き」といっても、それは最大の恩恵を受けることができたら…という話しです。
「2割引き」の見かたをしても同様ですね。

少しでも景気回復を

2021年3月までという期限もありますし、欲張れそうで欲張れないキャンペーン。
とはいえ、飲食業界が少しでも元気になればいいなと願っております。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3~6回担当。

 

本日記

あちこち出かけたついでに「Go To Eat 山梨食事券」をゲット。
1人2セット(2万円分)までというのは一度に買える分で。
あらためて窓口を訪れればまた2セットまで買えるといことなんですねー。
身近に対象店が少ないので、ほどほどに楽しもうと思います。

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