ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

税務署も銀行も通常営業に戻りつつある今

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税務署も金融機関も、徐々にコロナ前に戻ろうとしている感があります。

特例猶予が終わった2021年2月

世の中が「コロナ禍」とよばれるようになって、行動が制限される一方、ゆるくなったものもあります。
税の世界でいえは、「確定申告」と「納税」。
納税に関しては「コロナでやばいんです」とさえ言えば、ほとんど無条件に1年間の猶予がもらえました。
この条件ゆるゆるの納税猶予制度のことを「特例猶予」と、まぁ、呼んでいたのです。

実質無利子融資

銀行などから受ける融資もそうでした。
実質無利子で、貸付の条件もゆるめ。
「とにかく会社の倒産をふせげ!」という大号令のもと、借りられるものは借りておけという空気がありました。

実質無利息融資をつかった借り換え

ついでに書きますと、実質無利息融資を受けて、その前からの借入金を返済する「借り換え」も、まぁまぁ横行したのではないかと思っています。
いくらお上が禁じたところでお金に色はありません。そう言ってしまっているオンラインセミナーも、実際ありました。

世間はコロナ/税と銀行は通常化

背に腹は代えられないとばかりに、いわばボーナスステージ状態だったコロナ禍1年目。
2年目である2021年は、税金と融資に関していえば、けっこう通常営業に戻った感があります。

特に融資(銀行)については、「コロナによる利益率の悪化」が言い訳として受け入れられにくくなっているように感じる部分があります。
まどろっこしい書き方をしておりますが、何百件と見ているわけではありませんので。。

あと1つ、納税を待ってもらう制度には「納税猶予」と「換価の猶予」というものがありまして。
こちらについては、「特例猶予」が終わった今、完全にコロナ前に戻ったといえます。

銀行に腹を立てても早まらない

今までの「コロナの言い訳」が銀行に通用しづらくなると、まだまだご時世ということもありますから、腹が立って当然だと思います。
まとまったお金が入ったら全部返済して、手を切ってやるんだから!
みたいに思うこともあるかもしれません。

『陸王』みたいに「華麗なる銀行切り」が決まればよいのですが、実際のところ、まとまったお金が入ってもやっちゃダメです。
ニュース1本でどうとでもなってしまう世の中ですから、借りてでも厚く持っておきたいもの。
本当にそれくらいお金が入るなら、納税資金も必要ですからね。

最後に補足ですが、「この時期」を考慮してくれる金融機関もあるようです。
例えば利益は置いておいて、「売上が伸びていればOKですよ」的な。
長い付き合いがあっても、
●担当者が変わった
●統廃合で融資を受ける支店が変わった
みたいなケースは、ちょっと構えておいたほうがいいかもしれません。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

7月スタートのドラマが最終回をむかえる時期。
「人生をかける仕事」…いや「仕事に人生をかける」ですかね?
医師もののドラマには、そんなところを感じました。
東京MER、ナイトドクター、ですね。

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