ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

NISAで損したら、ほかの口座と相殺できる?

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NISAって「非課税」が魅力ですよね。
では、こんな疑問。

NISA口座で損が出たら、
特定口座の利益と相殺できる?

答えは――

できません。

今日はここをシンプルに整理します。


NISAの大前提

NISA口座では、

  • 配当金 → 非課税
  • 売却益 → 非課税

とても魅力的な制度です。
でも、その代わりに――

売却損は「なかったもの」とされます。

これがポイント。


なぜ相殺できないの?

通常の特定口座や一般口座では、

  • 売却益
  • 配当金
  • 売却損

を合算して「損益通算」できます。

しかしNISAは、

「利益も損失も税金の世界の外」

という扱い。

利益が非課税になる代わりに、
損失も税務上は存在しない。

だから、

✔ 特定口座の利益と相殺できない
✔ 損失の3年間繰越もできない

というルールになります。


ちょっとイメージで考えると

NISAは、
「税金のかからない箱」。

箱の中でいくら利益が出ても税金はかからない。

でも、
箱の中で損しても、
外の世界には影響しない。

そんなイメージです。


注意したいポイント

「NISAなら安心」と思いがちですが、
価格変動リスクは普通にあります。

そして、

損失は税務上フォローされない

ここは理解しておきたいところです。


まとめ

✔ NISAの売却益・配当は非課税
✔ 売却損は“なかったもの”扱い
✔ 他口座との損益通算は不可
✔ 損失の繰越控除も不可

非課税のメリットと引き換えに、
損失面の救済はありません。

制度はシンプル。
だからこそ、仕組みを知って選ぶことが大切です。

田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

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