特別損失「コンテンツ廃棄損」を計上せよ!|スクエニ
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「ITmedia NEWS」によりますと、スクエニHDが多額の特別損失を計上するのだそうで。
【コンテンツ廃棄損】とのことで、まさにクリエイターな会社ならではだなぁと感じた次第です。
●スクウェア・エニックス・ホールディングスは4月30日、2024年3月期に約221億円の特別損失を計上の見込み
●HDゲームタイトルの開発方針の見直しを決議
●コンテンツ廃棄損として約221億円を計上見込み
コンテンツ廃棄損
それにしても「コンテンツ廃棄損」ですよ。
いや、いいネーミング?だと思いませんか。
そもそも勘定科目(財務諸表に載る科目)というやつは自由です。
自由でありながら、読み手に中身が直感的に伝わるような名を付すのが正解。
「コンテンツ廃棄損」とはなるほど、グッドですね。
雑費はよくない?
一方で、分かりやすいと対極にあるのが「雑費」勘定でしょう。
金額的に小さく、かつ、株主などの読み手にとって重要でない経費にはもってこいです。
…と書いたものの、「雑費勘定は使わず、なるべく使いみちが分かる勘定科目にする」と考えておくくらいが間違いありません。
スクエニも勝負の時
さて最後にゲームの話。
スクエニといえば「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」です。
しかし「ファイナルファンタジー」はナンバリングタイトル「15」と「16」が大コケ。
今や「7」のリメイクシリーズのほうが遊び手に求められているような…。
「ドラゴンクエスト」にしても戦闘システムの時代遅れ感が否めません。
「ビルダーズ」とか未プレイですが、ナンバリングタイトルよりもスピンオフのほうが新しい事をやっていそうです。
221億円のコンテンツ廃棄損を出してでも変革に向けて動くスクエニ、ビックリさせてくれることを期待しています。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
ゴールデンウィーク中の貴重な?平日3日間。
多くの社会人は休みをとっているかと思いきや、ブログPVはそこそこ。
土曜・日曜・祝祭日は急降下しますので、カレンダーどおり働いている人がけっこういるのだなと思いましたとさ!
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