【税理士が解説】確定申告をスムーズにするための事前チェックリスト
スポンサーリンク
そろそろ確定申告の準備を始めよう!スムーズに進めるためのポイント
確定申告の受付は例年 2月16日~3月15日です。
「まだ先」と思っていると、資料の不足や入力ミスに気付くのが遅れ、提出直前に慌てることになります。
1. 準備は早いほどラクになる
1月中から…なんだったら秋から動き出すことで、以下のようなメリットがあります。
- 必要な書類を落ち着いてそろえられる
- 不明点が出ても税務署や専門家に相談しやすい
- 混雑前にe-Taxや郵送で余裕を持って提出できる
2. 早めにチェックしたい書類
確定申告で使う代表的な書類を確認しましょう。
- 源泉徴収票(給与所得がある方)
・・・早ければ年末に配布されます。 - 控除証明書(生命保険料控除、地震保険料控除、小規模企業共済等)
・・・紙の証明書は11月くらいから郵送されてきます。 - 医療費の領収書や明細書
・・・「医療費のお知らせ」は10月~1月に届きます - ふるさと納税の寄附金受領証明書
- 事業や不動産所得の帳簿・領収書(青色申告の方は特に)
失くしてしまうと再発行に時間がかかる場合があります。
手元にあるか早めに確認しましょう。
3. e-Taxの事前準備も忘れずに
電子申告をする場合は マイナンバーカード と マイナポータル連携 ですね。
初めてe-Taxを使う方は、利用者識別番号の取得やICカードリーダーの動作確認も早めに済ませておくと安心です。
4. 経費の整理はこまめに
事業所得や副業がある場合、経費の仕分けやレシート整理はまとめてやると大変。
都度会計ソフトへ入力しておくと、年明けの作業が格段に楽になります。
5. 不明点は専門家に相談
医療費控除や住宅ローン控除など、初めて申告する内容がある場合は、税理士への相談がおすすめです。
年明けから3月にかけては相談が混み合うため、早めの連絡がポイントです。
まとめ
確定申告は 早めの準備が最大の節約 です。
「まだ時間がある」と思っても、まずは 書類のチェック から始めてみましょう。
今動けば、3月の忙しい時期も安心して過ごせます。
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

本日記
今日も終日秋でした。
明日日中はまた夏に戻るようですが、少なくとも朝晩は秋模様が続くようで。
寝具に気をつけないと簡単に体調崩しそうです。
今日のラジオ
●金曜キックス