確定申告の無料相談会。無駄足にならないために、安い時給とならないために、気をつけたいこと。

 

所得税の確定申告シーズンです。
無料申告会のうまい使い方を書きます。

※トップ画像は、某商工会前でご主人を待つカワイイやつ。

 

年金 の源泉税還付は、源泉徴収税額がMaxである

年金受給者のかた、たくさんいらっしゃいます。
「たくさん来る」＝「長時間ならぶ」　ことになるのですが、還付額は数百円ということもザラ。

源泉徴収票に記載されている「源泉徴収税額」を確認しましょう。
その金額が戻ってくるMaxです。

2時間、3時間待って数百円では、あまりにツラすぎます。。

 

家・土地を売った→譲渡所得は申告会NG

確定申告の無料申告会では、譲渡所得の申告は受けてもらえません。

じゃあどうしたらいいの？
→所轄の税務署に足を運んで、申告書を作ってもらいましょう。

混雑が予想されるので、1回で済ませたいところです。
事前に必要書類をしらべ、忘れずに持っていきましょう。

納税者が得になる特例については、税務署が教えてくれることはないと思っておいてください。
自分で調べるか、お金はかかりますが税理士に依頼するか。です。

 

医療費控除は事前に準備を

『医療費控除を受けるため、申告会の会場にドサッと領収書を持ち込む―』
これ、やめましょう。。
集計作業を申告会のスタッフに押し付けることはできません。

前もって【医療費控除の明細書（内訳書）】に記入してくるか、
【医療費のお知らせ】※を明細書の代わりに使うこともできます。

※ただし10月分までになるはずです。11月・12月は、領収書を集計しましょう。

 

午後は割とすいているが、受付中止ということも

源泉所得税の還付を受けるため、確定申告会に参列するかた。
非常におおいです。
混雑する会場では3時間待ちなんてこともザラ。

あまりに混雑する場合ですと、急きょ、午後の受付は取りやめなんてことも。

2019年の2月、某町役場の税務署主催（税理士会協力）申告会にて、
『午前中に受付を済ませていないと申告書を作ってもらえない』
という事態を目の当たりにしました。。

サポートする側としては助かったような気がしつつも、午後にいらした方が気の毒で。。

 

一番ラクなのは自分で作成

自分で申告書を作成する。
これが一番ラクです。

国税庁サイトの【確定申告書作成コーナー】は、めちゃくちゃ優秀な申告書作成ソフト（？）です。
ゴチャゴチャで分かりづらい住宅ローン控除の書類もカンタンに作れますし。。

インターネットにつながったパソコンが自宅にあれば、自宅でコーヒーすすりながら作れるのですから。
足りない書類があれば、
「おーい、かーさん」
なんて感じで、家族の協力もあおげます。
呼ばれた奥さま、ゴメンなさい。あくまでイメージです。

何より、申告会に並ぶこと自体なかなかの罰ゲームですし。
このブログをパソコンで読んでいただけていたら、自宅で確定申告できます。