ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

独立→最初は過去の経験から。したい未経験の仕事は勉強から

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独立したら、まずは過去の経験が生きる仕事から。

独立前に未経験の仕事(あるいは経験が乏しい仕事)を、独立してからしたい。
ならば、まず勉強(基礎固め)から入るしかありません。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。
わたしは税理士なので、税理士受験生時代(修行時代)の話しを例にします。
が、他の仕事でも、おそらくは一緒。
独立するなら、まずは過去の経験を生かしましょう。[/speech_bubble]

 

(税理士の話しはどうでもいい、なら、最後だけ読んでいただければと。)

 

相続実務経験乏しい→いきなり「相続強いです」は無謀

残念な話しから入りますが、税理士試験の相続税法の勉強は、しょせんは机上のもの。
試験に合格しただけでは、経験豊富な税理士にはかないません。

かく言うわたしも、合格しただけで「得意」な気になっていました。
現実に気づいたときは、けっこうガツンとやられた感じ。

ラーメンの基礎を学んだだけで、行列のできるラーメン屋は作れませんからね。。

(合格するために努力したし、しちゃうんですよね。勘違い…)

 

ひとり税理士との相性の悪さ

もう一つ残念なことに、相続とひとり税理士、相性が悪いです。

「できない」という意味ではなく、看板に“強いです”と掲げるのはちょっと。。という感じ。

案件によっては、他の法律が入り込んでくる余地が多分にあります。
そうなると「ひとり」では到底ムリだったり。
ミスしたときのコワさもあります(相続に限りませんが)。

大手は、そのコワさを集団で克服できます。
組織内の横に相談、上に相談して。
積める経験の多さからも、どんどん磨きがかかります。

山梨県内でも、相続専門の大手税理士法人の支店ができました。
ヘタに勝負するより、別の土俵で戦ったほうがいいんだろうなと。

「ひとり」でやるなら、弱者の戦略。
大手と同じことをやっては、コチラがつぶれます。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]相続専門の事務所から独立するのであれば、ひとりでも看板に出すべきでしょう。
独立前のつながりを生かして、他の税理士、他の士業事務所と協力もしやすいはず。
実務経験と勉強経験、ごっちゃにしてはダメです。[/speech_bubble]

 

 

基礎があれば「強み」へ成長の可能性アリ

と、ここまで、机上の勉強をこき下すようなことを書きました。
しかし、修業時代の勉強がムダにならないことも実感しています。

税理士を目指す人が税理士になった。
しかしそれで終わりではなく、勉強は続きます。
で、その勉強。
プロになったからと言って、すべてに明るくなるワケではなく。
基礎がない分野の基礎を飛ばして、仕事ができるようにはなりません。

修業時代に基礎を築けておけると、そこから「伸ばす」「やめる」の選択ができます。
やめたら、費やしてきたお金と時間がもったいない。
でも、基礎なしには選ぶこともできません。

修業時代からその仕事をやらないと決めているなら、そこは修行しないのもアリ。

まぁ、人の気持ちは変わるものですし、未来予想はカンタンではないですけれども。。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]税理士試験は科目選択制。さらに大学院で科目免除など。
税理士と言っても、特定の税法は全く勉強していないなんてこともあります。
プロになったからといって、知らない分野の話しがすぐに理解できるハズもなく。
修業時代の選択。大事と断言はできませんが、小事とも言えません。[/speech_bubble]

 

「仕事したかったから」を優先したご褒美

「暗記が実務の何に役立つのか」「腱鞘炎おこしそうなほど書かせる試験ってどうなの」など。
税理士試験って、いろいろケチがつく試験です。
ホントそのとおり。ごもっとも。

しかしながら、合格したければ、やらねばならぬ。
「試験を一部避ける道」「難しい税法科目は避け、受かりやすそうな科目を選ぶ道」はあります。
(いずれも、劇的にショートカットする方法とは言えませんけれども。)

で、そのような道をあえて選ばず、ツライ(と思われる)道を選んだ結果どうなるか。
疑問符がつく試験制度ではありますが、勉強したことは、しっかり基礎固めになってくれます。
その基礎固めナシには、応用に進めません。
(研修を受けても理解できない。専門の書籍もなかなか読めない、など。)

1年でも早く税理士になることを優先するか、税理士になってからを見据えた修行をするか。

「なる」ことを優先する声が多いですし、わたしも「なる」優先でいいのかなと考えます。
が、選択によっては、あきらめざるを得ない道(仕事)が出てくるのも確か。

ムズカシっすね。。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]プロになったら修行できないワケではありません。
しかし、本当に腹を据えてそれができるか。
そうそう簡単ではありません。[/speech_bubble]

 

 

過去の経験だけではつまらん! どうせ一生勉強なら新しい道も

税理士が、自分の弱点をわざわざ並べるのはどうかと思いつつ。。

試験から税理士になった身ではあっても、他の税理士の下での実務経験があっても、まだまだ足りません。
過去の経験を生かす仕事のみだと、独立した甲斐がありません。

慣れた仕事で稼げても、「AIが税務調査と相性がいい」「相続もAIで出来る」なんて話しもあります。
(「創業塾」講師のおススメである事業承継もどうなるか。)

税理士不要時代が訪れてもやっていけるように。
どうせ勉強するなら、「本業以外」「楽しめそうなこと」もやりたい。

そう考えております。
٩( ”ω” )و

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]その前に、終わるかも知れなくても、本業しっかりですね。
今の自分にウソはつかず、見栄は掲げず。[/speech_bubble]

 

 

執筆後記

ミニスーファミの全敗から1日。
「絶対予約できる」とか、そんなタイトルのブログにはもう騙されまいと…
真偽のほどを確認するスベはありませんが、90台弱予約ゲットした(転売屋?)などの投稿を読んでしまうと、やはりオフラインで勝負するしかありませんね。

昨日の一日一新
  • ネット予約全敗
  • ネット抽選申し込み
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