お盆明けに社長が最初にやるべき5つのこと
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長期休暇明けは、どの会社もペースが戻るまでに少し時間がかかるもの。
お盆休み後、社員は出社しているものの、空気がどこかゆるんでいたり、事務処理が滞っていたり…。
そんなとき、社長が何を最初にすべきかによって、その後の仕事のスピードや雰囲気が変わってきます。
ここでは「お盆明けに社長がまずやっておくべき5つのこと」をまとめました。
簡単なチェック項目としてもご活用ください。
1.経理・入出金の状況を確認する
休み中に振り込まれるはずの入金、口座引落、カード支払いなど、動いているお金が正しく処理されているかを確認しましょう。
支払いや振込が遅れてしまうと、取引先との信頼関係に関わります。
必要に応じて税理士や経理担当とすぐに共有を。
2.営業・仕掛中の案件の進捗を把握する
お盆前に動いていた商談、メール、提案などが、どこで止まっているか分からない…そんな状態になりがちです。
営業担当者に声をかけ、休み前の案件や問い合わせが「放置」されていないか確認しましょう。
フォロー漏れがあると、相手の信用を失うこともあります。
3.従業員のコンディションを把握する
お盆明けは、心身の調子を崩している社員がいたり、気分がまだ仕事モードに切り替わっていなかったりすることがあります。
朝礼や個別面談などで、一人ひとりの様子をざっくりでも把握しておくと安心です。
「ちゃんと見てもらっている」と感じるだけで、気持ちの切り替えにもなります。
4.事務所や設備のチェックをする
●水回りの異臭
●空調やネット機器の不調
●郵便物・宅配の滞留
など、数日間使っていなかったことで不具合が出ることも。
小さなトラブルが業務に大きく響くこともあるので、ざっとでも見て回るのがおすすめです。
5.今後の予定や優先事項を共有する
お盆が終わると、年末までのカウントダウンが始まります。
秋の繁忙期に向けて、「次は何をすべきか」「今年中にやり切ることは何か」を全員で共有しておくと、社内の流れが整いやすくなります。
【まとめ】
休み明けの数日間は「なんとなく流される」人が多くなる時期です。
そんなときこそ、社長の一言や行動で、会社全体の流れを立て直すことができます。
初動がうまくいけば、その後の一週間も、その先の数か月もスムーズに進みやすくなりますよ!
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
地元高校を応援しつつも結果しか見ない高校野球。
…なのですが、今日18時45分プレイボールの注目校については、リアルタイムでたびたび追いかけてみるつもりです。
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