特急あずさダイヤ改正。石和温泉・塩山・山梨 の各駅をあずさがスルーする日。あずさ回数券も廃止。

 

タイトルのとおり、なかなかショッキングなニュースが。
なんと「特急あずさ」が、中央本線の3駅をスルーするというのです。

 

「特急かいじ」に乗れってこと？

ま、そういうこと。
「かいじ」に乗れってことでしょうね。

実際のところを考えても、都内から石和温泉に足を運ぶ人にとって、30分単位でシビアになる必要はナイんじゃないかという気がします。
新たな時刻表を見てみますと、キホンは1時間に1本（たまに2時間、間があきますが）新宿から下り（甲府駅方面）が出ているんですよね。
「かいじ」がね。

かいじ、客すくなっ！

かいじ、空いています。
空いているという理由で、ワタシは「あずさ」よりも「かいじ」推し。

空いているのにはしっかり理由があって、甲府駅（たまに竜王駅）と新宿をつなぐ特急であるため、長野に用がある乗客は使わないのですよね。

「あずさ」には、長野・山梨、両方に用のある人（もしくはどちらかが出発地の人）が乗っちゃう。
だから混む。
（山梨の人はもっと「かいじ」乗ったらいいのにと思いますよ。ホントに。）

それを考えたら、石和温泉・山梨・塩山 のいずれかの駅で乗降するなら「かいじ」でいいでしょとなるワケで。
実際それほどの利用がないと判断されれば、「あずさ」が停車する必要ないでしょと判断されるのがフツー。

平凡な推理ですけど、的の端っこあたりを射ていると思いますよ。

 

 

JR東日本の発表資料より

↓この数分の短縮にどれほどの価値があるのか。。

 

ワタシには分からない。。
やっぱり上で書いたとおり、「かいじ使ってよ」とJRは思うのでしょうね。

「富士回遊」という新特急

大月駅から、

• 富士山
• 富士急ハイランド
• 河口湖

方面にいく特急が2019年3月からスタートすると、上で書いた改正に合わせて発表がありました。
3本そろった（？）ところで、

• 新宿-長野をつなぐのは「あずさ」（新幹線より安い）
• 新宿-甲府をつなぐのは「かいじ」
• 富士山方面へは「富士回遊」

と。
スミワケかなとも取れますし、
「あずさ」の劣化版が「かいじ」みたいな現状を分かりやすくしたとも取れます。

 

 

自分で強みを生み出せ！

山梨県の後藤知事は、
「山梨の産業がンガー！」
みたいなことをJRに言ったとか言わないとか（言ったみたいです）。

でもそんなこと言ったって、利用客が多ければスルーの対象になるわけないし。
観光客を呼ぶための努力は、自分たちでやるしかないんだろうと思います。
JRだのみじゃなく。

 

 

あずさ回数券の廃止

6枚綴りの回数券。
なくなっちゃうんですって。

実質値上げとなるわけで、これでより一層、高速バスに客が流れる気がします。
（中央道の混雑考えると、そうでもないのか？）

JRンガー！
と叫んでもアレですので、石和温泉、がんばってよ！