【簿記超入門】日商3級レベルが一番大事、だからこそ最初にB/S・P/L

簿記のはなし

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借方(かりかた)はボールを投げる右手、
貸方(かしかた)はボールをキャッチするグローブです。

はて?(;´Д`A “`
何のことを言ってるんでしょう。。

実はこれ、わたしが初めて購入した簿記の本に書かれていた文章です。
(日商簿記3級向けの市販テキスト。)

今思い出しても、意味不明ですわ(笑)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士として開業予定のタナカです。
簿記知識ゼロの人が簿記を習うなら、最初から貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を使って学ぶべきです。
その方が仕訳の意味が分かりやすいと思いますし、簿記のルールを知る近道なんじゃないかと。[/speech_bubble]

 

 

例)コンビニの営業活動

コンビニじゃなくてもいいのですが。
(^_^;)

とりあえず身近で、その一店舗だけながめれば規模は小さめ。
イメージしやすいというだけの理由です。
簿記に業種は関係ありません。

 

売上編(商品の売り上げ)

150円のペットボトルの売り上げを例に考えてみましょう。
いきなりですが、簿記の仕訳(しわけ)はこうなります。

(現金)150 (売上高)150

現金が150円増えて、売上高が150円増えたことをあらわす仕訳です。

なにゆえ「現金」が左側で、なにゆえ「売上高」が右側かというと、そういう約束だからです。
(約束とはちょっと乱暴なので、解説します。)

ちなみに左側を借方(かりかた)右側を貸方(かしかた)と言います。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE_ase.png” name=”タナカ”]わたしが独学で使っていた市販本にはフリガナがありませんでした。
それで、しばらくの間、わたしは「しゃくほう」、「たいほう」と読んでいました。
記憶が定かでないですが、日商簿記3級合格後になってようやく、正しい読みかたを知ったかもしれません。[/speech_bubble]

 

仕訳の解説

決算書というのをご存知でしょうか。
貸借対照表(B/S)と、損益計算書(P/L)というやつが代表格です。
(ほかにもありますが、とりあえずこの二つを覚えてください。)

貸借対照表(B/S)

 

損益計算書(P/L)

 

そして先ほどの仕訳。

(現金)150 (売上高)150

現金とは資産です。
売上は収益ですね。

現金150円の増加は、資産150円の増加。
なので、貸借対照表(B/S)の左側(借方)の箱が150円分ふくらみます。

売上高150円の増加は、収益150円の増加。
なので、損益計算書(P/L)の右側(貸方)の箱が150円分ふくらみます。

このように、

  • 資産の増加は、貸借対照表(B/S)の左側(借方)の増加
  • 収益の増加は、損益計算書(P/L)の右側(貸方)の増加

と決められています。
仕訳もB/S・P/Lの箱に合わせて、右・左に分けて書くわけです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]ちなみに、(現金)と(売上高)のことを勘定科目と言います。
現金(資産)はB/S、売上高(収益)はP/Lを構成するものだということは、知っておく必要があります。
この知っておく必要があるというのが、簿記知識ゼロから簿記の勉強を始めるにあたって、少々やっかいなところです。[/speech_bubble]

 

 

仕入編(商品の仕入れ)

順番としては、商品を売り上げる前に、商品の仕入れが必要です。

ペットボトル50円分の仕入れの仕訳は次のとおりです。

(仕入)50 (現金)50

今度は現金が右側(貸方)に来ました。

現金(資産)の増加は、売上編の例のとおり、左側(借方)です。
この例の場合は、50円の支払い。
つまり、現金(資産)50円の減少です。

資産の増加が右側(借方)ならば、減少は左型(貸方)というわけですね。

 

さて、もう一方の(仕入)について話しをしましょう。
٩( ”ω” )و

仕入れとは、費用です。
費用の増加は、損益計算書(P/L)の左側の箱をふくらませます。
この例の場合だと、50円分費用の箱がふくらみます。

損益計算書(P/L)

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”](仕入)は、損益計算書(P/L)を構成する勘定科目となります。
売上・仕入が損益計算書(P/L)を構成する結果、これら二つの差額で利益を計算することができるわけです。[/speech_bubble]

 

 

まとめ

簡単な例を使って分かりやすく書いてみましたが、いかがでしょうか。

一つめの仕訳は、売り上げが増えて、現金が増えた。
売上が立ったから、現金が増えた。

(現金)150 (売上高)150

二つめの仕訳は、仕入れた分、現金が減った。
(現金が減った分、仕入が増えた。現金で仕入れを行った。)

(仕入)50 (現金)50

と読むこともできます。

さらに、これら二つの仕訳を、損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)に落とし込んでみます。

損益計算書(P/L)

 

貸借対照表(B/S)

 

損益計算書(P/L)から分かるのは、収益150円と費用50円との差額から、利益が100円であること。

貸借対照表(B/S)から分かるのは、売り上げによる入金150円、仕入による出金50円、トータルで現金が100円増えたということです。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]以上、いかがでしたでしょうか。
最近電子書籍で読んだ簿記の本は、図が満載でした。
わたしが日商3級の勉強をしていた13、4年前と違って、今は右手(左手)がどうのというテキストは無さそうです。[/speech_bubble]

 



[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]ところで、最初からB/S・P/Lを使っていく簿記の勉強法は、簿記講師(のサポート)経験のある人と共通の意見だったりします。
講師経験の無いわたしとしては、実際どこまで分かってもらえるか不透明なところ。
ただ、B/S・P/Lの借方・貸方という位置関係を最初につかんでおければ、後々の理解が格段に深まるのは間違いないと確信しています。
ゼロスタートだからこそ、最初が肝心です。[/speech_bubble]

 

 


【編集後記】

Evernoteのセミナーにちょっと苦言を。。

今月17日の都内のセミナー、上限20名です。
上限を超える応募があった場合は抽選。
そこまではいいのですが、応募の締め切りがいつなのか不明です。
エバーノート(株)から来たメールは、抽選があったら連絡しますとだけ…

考え直していただきたいシステム(?)ですね。
(-_-;)

 

【昨日の一日一新】

  • 山梨バス接近チェッカー(Androidアプリ、高速バスには使えない…)
  • 高速バス比較(Androidアプリ)