ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

<’17.5.19更新>【税理士試験】第67回を独断と偏見で予想する(2)

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昨日に続きまして、今回は相続税法と国税徴収法です。

受験経験のある税法(4つ)しか語れませんので、次回はありません。
(語るというほど立派なものではないですが。)

前回の法人と消費はコチラ。
【税理士試験】第67回を独断と偏見で予想する(1)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。
当たりまえのことですが、試験合格は「いかに普段の力を出すか」にかかっています。
「練習は本番のつもりで」、
「本番は練習のつもりで」。
会場と試験官の顔がいつもと違うだけです。ほかは一緒。検討を祈ります。[/speech_bubble]

 

 

相続税法

細かい指示と、基本的な問題を出すイメージの伊藤税理士は、第66回が3回目。

第67回は、税理士の試験委員が新任で、国税庁の横田試験委員はそのまま。、国税庁の試験委員も新任です。

 

計算

66回までは、基本的な問題が大量に出題されていました。

おそらく難化するでしょう!(安易な予想。笑)

大原やTACの答練で十分難しいものが出題されるので、学校のテキスト・答練以外のものは必要ないのは変わらず、と見ます。

財産評価を中心に対策する受験生がおおそうですが、まずは総合から慣れましょう。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]まずは大原の実判レベルをしっかり。上位3割の成績がとれなかった実判の問題は、3回くらいは解いておきたいところです。
実判の解き直しだけで、計算の基礎はしっかり固まるハズですので。[/speech_bubble]

 

理論

第66回で「債務」と「納税地」が問われました。

債務については意義まで問われてTAC受講生はここで大きく失点。
納税地についても、TAC受講生のほとんどは書けなかったと思われます。

いずれも理論マスターの巻末のほうの「用語の意義」には載っていたはず。
ただ、そこまでおさえるタッカーは、まぁ居なかった。。

次回また意義が問われたら、TAC受講生の大苦戦は必至です。
(大原受講生はちょいちょい理サブでやってる。)

小規模宅地等の意義は、やっておいたほうがいいかもしれません。
(特定事業用宅地等、特定居住用宅地等、特定同族会社事業用宅地等、貸付事業用宅地等 の4つ。)

けっこう覚えづらいので、お早めに。

第67回も、やったもん勝ちで、それほど難しい論点は問われない気がします。

 

 

国税徴収法

第66回は、小問ばかりでした。
(ボリュームのある問題はナシ。)

換価の猶予、納税の猶予など、Aランクの理論がベタで出ました。

一方で、問題は読みやすいけど、大原ではノーマークの論点が出るなど。。

改正後未出題のものがまだあるので、第67回対策も、まずはAランクをライバルより余計に回しておきたいところです。

 

難易度

66回は、ザックリこんな感じでした。

  • ベタ暗記していれば即書けるもの
  • 趣旨ちょっと
  • ボリュームの小さい配当計算みたいな事例

マジメにやっていればできる問題、未学習の問題と、全体のバランスは良かったと思います。

3つめの「配当計算みたいな事例」は、問題はシンプルで読みやすいものの、少なくとも大原ではノーマークだった問題でした。

それでも問題の意味は分かるので、正解した人は少なくないかと。
(私は結論を間違えましたが、いろいろ書いたので、部分点をちょこっともらえたかもしれません。)

平成19年のような超難問が出ることは考えづらいですが、苦手を作らず勉強しておくと、未学習論点が出たときにいい勘が働いたりします。

67回も、一見簡単なようで、いいバランスの問題が出る気がします。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]第66回の試験委員、1回問題をつくっただけ…
第67回でまたもや新任の試験委員です。
しばらく出題されていないところが怪しいのは疑いないところかなぁと思うので、素直に資格学校の予想にのってもいいのかなと。[/speech_bubble]

 

ボリューム

66回は全体的なボリュームも非常に小さくて、80分あればたいていの受験生がペンを置く感じでした。

試験委員は66回が1回目。
今回の様子を知って、67回はややボリュームを増やすかも知れません。

すみません、試験委員、代わりました。今年の試験委員も1回目です。

もし問題が増えたとしても、時間が余るのがここ数年のトレンドみたいですから。

じっくり取り組める範囲内であることは、変わりないでしょう、たぶん。

 

 

大事なこと

相続は、ライバルが強力だと思わないこと。
(他科目と変わりません。)

国税徴収法の初学者は、全統が悪くても最後の最後まであきらめず、本試験直前までインプットを続けること。
(他科目もそうですが。笑)

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]試験会場に緊張してしまう人は、前日の同じ時間に会場に行ってしまうのも手かと。
なにせ1年に1回しかありませんから。時間とお金をつかってでも、足を運んでおく価値はあると思います。[/speech_bubble]

 

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【編集後記】

合格祝賀会への参加は初。
(科目合格祝賀会も出たことありません。)

一人参加なので、他の一人参加で手持ち無沙汰な人に話しかけてみようか考え中です。

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