税理士が旅行中に考えてしまうこと
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連休。
旅行先でコーヒーを飲みながら、
ふと思います。
「これ、経費になるのかな。」
職業病です。
今日は、旅行中に税理士がつい考えてしまう
“ゆるいけど本気の税務”の話です。
ホテル代は経費になる?
結論から言うと、
目的次第。
完全プライベート旅行なら、当然NG。
でも、
- 出張
- 視察
- セミナー参加
- 取引先との面談
こういった事業目的が明確なら、原則として経費になります。
ポイントはここです。
「旅行」ではなく「事業活動」かどうか。
観光メインで、ついでにメールを1本返した程度ではさすがに厳しい。
でも、
午前中に打合せ、午後は観光――
この場合はどうなるか。
答えは、
事業部分と私的部分の“合理的按分”
になります。
白黒ではなく、グレーをどう整理するか。
ここが実務です。
ワーケーションって本当に事業?
何年か前からよく聞くワーケーション。
リゾート地で仕事をする。
これ、税務上どうなのか。
結論はシンプルです。
実態がすべて。
- 実際に業務をしているか
- 売上との関連性があるか
- 記録が残っているか
「海がきれいだから集中できた」は、理由として弱い。
でも、
- 現地法人との打合せ
- 物件視察
- 研修参加
こういった事実があれば、事業性は出てきます。
税務は“気分”ではなく“証拠”。
グリーン車は合理性ある?
新幹線。
グリーン車に座った瞬間、考えます。
「これは合理的か?」
税法に「普通車に限る」とは書かれていません。
判断基準は、
業務上の必要性・合理性
例えば、
- 長時間移動で到着後すぐ商談
- 機密資料を広げる必要がある
- 体力的配慮が業務継続に必要
こうした事情があれば、否定されるものではありません。
「なんとなく快適だから」
では弱い。
税務はいつも、
説明できるかどうか
です。
税理士が連休中に思うこと
旅行中であっても、
頭のどこかで
「これは私費だな」
「これは按分だな」
と仕訳を考えてしまう。
でも、同時に思います。
休むことも経営。
売上だけが事業ではない。
リフレッシュも、
判断力を保つための投資です。
まとめ
✔ ホテル代は目的次第
✔ ワーケーションは実態勝負
✔ グリーン車は合理性で判断
旅行中でさえ、
その思考は止まりません。
(止まっていることもあります。)
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

本日記
旅行中ではありません。
(旅行の妄想は得意です。)
夕方2時間ほど仕事で出て、他はじっくり休養に当てました。
今日のラジオ
●金曜キックス
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