オンラインサロンや学習系サブスクは経費になる?
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UdemyやVoicyプレミアムなど学び系のサブスクを仕事に活かしている人、少なくないと思います。
で、「これって経費にできるの?」と疑問に思ったことはありませんか。
結論からいうと 「仕事に必要な費用である」と説明できるかどうか がポイントです。
1. 経費にできる基本条件
所得税法上、経費にできるのは**「その収入を得るために必要な支出」**です。
- 事業の遂行に直接必要だ
- 業務との関連性がある
これらを満たせば、オンラインサロンでも学習系サブスクでも、経費計上が可能です。
2. 経費として認められやすいケース
- スキルアップや資格取得
例:国際課税の講座をUdemyで受講(あるかどうかは別の話ですが…) - 情報収集・リサーチ
例:ライターが取材やネタ探し目的でVoicyプレミアムに加入 - 業界研究や人脈づくり
例:Webマーケターがオンラインサロンで最新トレンドを学ぶ
いずれも「業務とどのように関係するか」を説明できる記録(受講理由や学習内容)を残しておくと安心です。
3. 経費にしづらい例
- 仕事と無関係な趣味(音楽鑑賞、語学サロンだが純粋な趣味レベル)
- 自己啓発や一般教養(ビジネス書感想共有だけ、など)
- 友人付き合いが主目的
“なんとなく役立ちそう”では弱いです。
業務との具体的なつながりが必要です。
4. 仕訳・勘定科目の目安
- 研修費
- 新聞図書費
- 研究費
- 雑費(少額や分類しづらい場合)
勘定科目よりも「業務関連性が明確かどうか」が重要です。
5. 税務調査に備えるポイント
- 領収書や請求書を必ず保存
- 受講内容・期間・業務との関係をメモ
- 個人事業なら確定申告書の備考欄へ簡単に記載してもよい
まとめ
UdemyやVoicyプレミアムなどの学習系サブスク、オンラインサロン。
これらは、仕事に直接役立つことを示せれば経費にできます。
「どんな学びが仕事につながるのか」を記録しておくことが、後々の安心につながります。
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
昨晩記
井上尚弥チャンピオンの防衛戦。
Lemio独占ということで諦めていたのですが、試合直前で無料と知り。
チャンピオンのあまりの強さに、中盤以降は震えながら見ていました。
今日のAudible
●無職転生~異世界行ったら本気だす~21、22