ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

身を守るために知っておきたい,逃げる選択肢とタイミング。

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2020年7月18日、ある俳優さんが亡くなってしまいました。
詳細は分かりませんが、もし「自身の手で」ということであったならば、考えられなくなる前に、逃げていただきたかったです。

追い込まれると→逃げられない

25歳から27歳まで、いわゆるブラック企業と呼ばれる会社でサラリーマンをしておりました。
もっとも酷かったときが、朝8時半出勤・終電帰宅。
どうガンバっても4時間半ほどしか睡眠をとることができない日々が続き、確実に消耗していきました。

辞めてから気づいたのですが、この時期、思考が停止していました。
毎日の仕事に忙殺され、「会社を辞める」という選択肢が思い浮かばなかったのです。

忙殺された者同士、とでもいいましょうか。同じ部署の人たちとは仲が良かったですし、そういう仲間意識があって、ますます選択肢が無くなっていったのかなって。

早めに逃げる

いちばん酷かった時期から脱することができたのは「異動」があったからでした。
移動先は20時半ころ退社できる部署で、ようやく、自分のことを考えられる余裕(時間)ができました。
20時半でもじゅうぶん遅いですが。。

で、退職です。

逃げるという選択肢は、時間がなければ、冷静な頭でなければ、考えることができません。

SNSからの自衛

ネットリテラシーは、インターネットというものが今やフツーのツールとなった今、放っておいても上がっていくんじゃないか。
なんて思っていました。
いやきっと少しずつは良くなっていくのでしょうが、心無い発信はゼロにならないでしょう。

ですので、万が一、自分の身に矛先が向いたときのことをですね。
ちょっとはイメージしておいても良いのかなぁと。

ワタシのような影響力が全く無い身であっても、石が飛んでこないとも限らないですし。
たまたま病んでいるタイミングで飛んできますと、小石を「大きな石」と誤変換しかねません。

自衛の知識を

SNSからの誹謗中傷を真に受けてしまったり。
責任の所在は他にあるのに、自分にあると思ってしまったり。
逃げることで解決できるのに、逃げる選択肢が無い、あるいは、選べなかったり。

ワタシもかつてそうでしたが、若いときほど難しいのかも知れません。
突然アサッテの方向から責められることに慣れていませんし、悪意を持った人にも慣れていません。

周囲に何でも相談できる人がいれば安心かも知れませんが、自分で自分を守ることができればもっと安全です。
と同時に、小中学校でネットリテラシーを教えても良い時代なのではないかと。

以上でございます。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

『半沢直樹』の前回最終回を復習でもう一度。
最後の半沢・大和田のシーンは、お二人の役者魂がビジビジ伝わってくる感じがします。
原作とは登場人物がちょっと違う新シリーズ。
楽しみです。

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