確定申告の反省(税理士として毎年思うこと)
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確定申告が終わると、毎年少しホッとします。
同時に、「今年もいろいろあったな」と振り返る時期でもあります。
税理士として多くの申告に関わる中で、毎年感じる“反省”のようなものがあります。
今回はその中でも、特に事業者の方に関係する話を中心に書いてみます。
やっぱり帳簿は日々つけた方がいい
これはもう毎年思います。
確定申告の直前になって、
- 1年分の領収書が箱に入っている
- 通帳とクレジット明細だけある
- 何の支出か分からないレシート
という状態だと、どうしても時間がかかります。
帳簿というと難しく感じるかもしれませんが、実際は
- 売上
- 経費
- 入出金
この3つをある程度整理しておくだけでも全然違います。
最近は会計ソフトもかなり便利なので、
「月1回だけ入力する」
これだけでも確定申告はかなり楽になります。
「経費になりますか?」の質問はやっぱり多い
確定申告シーズンになると、よく聞かれるのがこの質問です。
「これって経費になりますか?」
正直なところ、税務の世界では
グレーなものも結構あります。
例えば
- 自宅の家賃
- スマホ代
- 車の費用
- 交際費
などは、事業でどの程度使っているかによって扱いが変わります。
なので税理士としては、
「絶対ダメです」と言うよりも
「このくらいなら妥当ですね」
という判断になることが多いです。
売上の管理は意外と盲点
経費は気にする人が多いですが、
意外と多いのが売上の管理ミスです。
例えば
- 振込が1件抜けている
- 現金売上を記録していない
- 入金日ベースで管理している
などです。
売上は税務調査でも一番見られやすい部分なので、
売上の記録だけは丁寧に残しておくことをおすすめします。
「もっと早く相談すればよかった」
これは本当によく聞きます。
例えば
- 開業したけど青色申告にしていなかった
- 消費税の届出を出していなかった
(出す届出書を間違えていた) - 家事按分を全くしていなかった
など、確定申告の直前だと修正が難しいこともあります。
税金の世界は、
「事前の届出で結果が変わる」制度が多いのが特徴です。
なので、
「こんなこと聞いていいのかな?」
と思うくらいのタイミングで相談してもらう方が、実は助かります。
個人的な反省(税理士側)
最後に、税理士としての反省もあります。
毎年思うのは、
「もう少し早く情報発信できたかもしれない」
ということです。
例えば
- 制度改正
- 届出の期限
- 確定申告の注意点
などは、早く知っていれば対応できることも多いです。
来年の確定申告に向けて、
ブログでも少しずつ情報を発信していければと思っています。
まとめ
確定申告は毎年ありますが、
同じようでいて毎年ちょっとずつ違うものです。
事業をしている方にとっては、
- 帳簿をこまめにつける
- 売上をきちんと管理する
- 困ったら早めに相談する
この3つだけでも、かなり楽になります。
今年の確定申告が終わったばかりですが、
実は来年の確定申告はもう始まっています。
少しだけでも、来年が楽になる準備をしておくと安心です。
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

本日記
WBC日本代表、敗戦。
今大会はプール戦から苦戦したなぁと、わたしの目には映っています。
そんななかなか調子の出ない選手がいる中で、強豪ベネズエラ相手に善戦したのではないかと。
全5戦、熱くさせてくれた侍ジャパンには感謝しかありません。
今日のラジオ
●プチ鹿島のラジオ19xx
●マキタ課長ラジオ無尽
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