ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

【早めが得!】ふるさと納税は“年末”じゃなくて“夏”に始めよう

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ふるさと納税といえば「年末に慌ててやるもの」というイメージ、ありませんか?
たしかに12月は駆け込み寄付のラッシュ。
でも、実は夏から動き始める方が断然スマート&お得なんです。

今回は、「なぜ夏にふるさと納税を始めるといいのか?」その理由をわかりやすく解説します!


■ ふるさと納税ってどういう制度?

まずざっくり復習です。
ふるさと納税とは:

  • 自分の好きな自治体に「寄付」できる制度
  • 2,000円を除いた金額が所得税・住民税から控除される
  • 多くの自治体が「返礼品」を用意(お肉・お米・フルーツなど)

つまり、実質2,000円で豪華な特産品がもらえるという人気の制度です。
(誤解を恐れず書けば!)


■ 「年末にまとめてやる」が実は非効率な理由

年末にふるさと納税をする人が多いのは、
「その年の所得額がハッキリしてから控除上限額を決めたい」という考えがあるから。
たしかに理屈は合っていますが、実際は…

  • 駆け込みで選ぶ時間がなくなる
  • 人気の返礼品が品切れ
  • 寄付先の選定が雑になる
  • ワンストップ申請の書類を出し忘れる

といった**“もったいない寄付”になってしまうリスク**があるんです。


■ 夏から動き出すメリットはこんなに!

ゆっくり返礼品を選べる
→ フルーツ・海鮮など、夏限定の旬な返礼品も豊富!

分散して寄付できる
→ 1回ずつ手続きを進められるので、書類も管理しやすい

上限の目安が立ちやすい
→ 会社員なら前年の源泉徴収票や住民税通知から大体の目安がわかる
(→心配なら「ふるさと納税 シミュレーター」も活用)

ワンストップ特例の提出も忘れにくい
→ 年末ギリギリだと郵送が間に合わず、確定申告が必要になる人も…


■ 実際いくらまでできるの?

控除上限額の目安(あくまで概算です):

年収(税込) 控除上限の目安(円)
400万円 約43,000円
600万円 約77,000円
800万円 約120,000円
1,000万円 約150,000円

※この表は「配偶者や扶養家族がいない場合」(=独身または共働きなど扶養なしの場合)の目安です。
扶養家族がいる場合や、住宅ローン控除・医療費控除などがある場合は、上限額が下がることがあります。


■ まとめ:ふるさと納税は「早くやる方が楽でお得」

年末にやる 夏から始める
急いで選ぶ ゆっくり選べる
人気返礼品が品切れ 旬の返礼品が狙いやすい
書類忘れがち ワンストップ提出も余裕を持てる

ふるさと納税は、寄付のタイミングで得られる満足感が変わる制度です。
「年末になって後悔…」しないためにも、ぜひ夏から動き出してみてください!

田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

本日記

今夜は世界バンタム級タイトルマッチの統一戦(WBC・IBF)です。
統一戦前の4人のチャンピオンについては、わたしは4人とも好きでして。
やや中谷チャンピオンをひいき目に見ていると思います。
試合も楽しみ。
複雑ですが。

今日のラジオ

●プチ鹿島のラジオ19xx
●マキタ課長ラジオ無尽
●オードリーのオールナイトニッポン
●稲村亜美とダンビラムーチョの野球のハナシ

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