ドラマ「おコメの女」で、税リテラシーを少しだけ上げてみる
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テレビ朝日系で始まったドラマ
『おコメの女―国税局資料調査課・雑国室―』。
タイトルにある「おコメ」とは、
国税内部で使われてきた資料調査課の隠語だそうです。
税務の世界にいる人間にとっては、
思わず反応してしまう設定ですが、
一般にはあまり知られていない部署でもあります。
「マルサ」は有名でも、「コメ」は知られていない
国税と聞いて、
多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「マルサ」ではないでしょうか。
昭和62年公開の映画『マルサの女』をきっかけに、
本来は隠語だった「マルサ」という言葉が一気に広まり、
国税局査察部の知名度は全国区になりました。
一方で、
資料調査課、いわゆる「コメ」や「リョウチョウ」は、
今でもあまり知られていない存在です。
ドラマが映す「税務調査のもう一つの顔」
ドラマの舞台となっている資料調査課は、
マルサと並ぶ精鋭部隊とも言われます。
- 任意調査を基本としながら
- 圧倒的な情報収集力と
- 資料分析力を武器に
大口で複雑、悪質な事案を扱う部署です。
派手さはないものの、
税務行政を支える現場のリアルがそこにはあります。
ドラマで税リテラシーは上がるのか
正直に言えば、
ドラマを見ただけで税金に詳しくなることはありません。
ただ、
- 税務署は「罰を与える場所」だけではない
- 税金の世界にも、役割の違う部署がある
- 税務調査にはルールとプロセスがある
といったことを知るきっかけにはなります。
それだけでも、
税リテラシーは一段階上がったと言えると思います。
税金は「知らないから怖い」
税金に対する不安の多くは、
「仕組みが分からない」「中が見えない」ことから生まれます。
ドラマという形であっても、
- 国税の仕事が可視化される
- 税務の世界に人がいることが伝わる
それだけで、
税金との距離は少し縮まります。
「コメ」が広まることの意味
かつて「マルサ」が広まり、
国税職員を志す若者が増えたと言われています。
今回のドラマをきっかけに、
「コメ」という言葉が知られるようになれば、
- 税務の仕事への理解
- 税金に対する関心
が、ほんの少しでも広がるかもしれません。
税理士としては、
それだけでも十分、意味があることだと思っています。
まとめ
ドラマはフィクションですが、
税金は現実の話です。
「おコメの女」をきっかけに、
税金を“遠い世界の話”ではなく、
身近な制度として考える人が増えるなら、
それは悪くないことだと思います。
税リテラシーは、
難しい本より、
意外とこうした入口から育つものかもしれません。
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

本日記
ここ数日あったかすぎまして、真冬の寝具が熱すぎる事態になっております。
今日もおそらく3月中旬過ぎの陽気でした。
これはもう、寝る前に窓全開して寒気を取り込む他ないかなというところです。
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