【閉庁日対応が段階的に縮小へ】確定申告の休日相談、今後はどうなる?
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📌 休日の税務署相談がなくなるかも?
国税庁が2024年5月30日に公表した資料によると、確定申告期間中の日曜日に一部税務署で行っていた「閉庁日対応(休日の申告相談)」を、今後段階的に縮小・廃止していく方針が示されました。
📉 閉庁日の利用者は年々減少
令和6年分の申告では、閉庁日に会場で申告した人は約6万人でした。
- 前年より約1万人減少
- 平成28年のピーク(約20万人)と比べると、3割まで減少
しています。背景としては、
- e-Taxの利便性向上
- 会場でもスマホを使ったe-Tax申告の普及
などが挙げられています。
🗣 審議会でも「見直し時期」との声
3月の国税審議会では、慶應義塾大学の土居教授が「特別対応を抜本的に見直す時期」と発言。
これに対して国税庁側も、「限られた人員(マンパワー)を調査などに活用するためにも、確定申告会場の運営方法を含めて見直しを進めていきたい」と応じています。
✅ 税理士として気をつけたいこと
- 今後、閉庁日相談に頼っていた納税者のサポートニーズが変化する可能性あり。
- **平日来場が難しい会社員・高齢者へのサポート策(事前予約・リモート支援など)**の工夫が、われわれ税理士側にも求められそうです。
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
夕方前から雨が降り一気に涼しく。
いよいよ梅雨入りっぽいですが果たして。
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