ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

【目指せ売上100億円!】100億宣言とは?中小企業の成長を後押しする国の取り組み

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

スポンサーリンク

 

2024年から始まった新しい取り組み、「100億宣言」。
これは、国が中小企業の飛躍的成長を後押しするために始めた制度で、売上100億円を目指す企業を全力で応援する仕組みです。

「そんなのうちには関係ない」と思ってしまいがちですが、実は補助金や税制優遇など実務的なメリットも多いこの制度。
今回はその概要をわかりやすくご紹介します。


■ 「100億宣言」とは?

「100億宣言」とは、売上高10億円以上100億円未満の中小企業が、売上100億円を目指すことを自ら“宣言”する制度です。
宣言の内容には、

  • 自社の現状(売上や従業員数など)
  • 100億円達成の目標と課題
  • そのために取り組む具体的な施策(海外展開、M&A、生産体制の強化など)
  • 経営者のコミットメント

などを盛り込みます。
この宣言はポータルサイトで公開され、**企業の本気度や成長戦略が“見える化”**されます。


■ 宣言すると何がいいの?

「100億円なんて夢のまた夢…」という声もあるかもしれません。
でも、宣言することで以下のような具体的メリットがあります。

✅ 成長加速化補助金の活用

100億円達成に向けた設備投資・人材投資などに対する補助金を申請しやすくなります。

✅ 経営強化税制の拡充

一定の投資に対して、税額控除や即時償却などの優遇措置を受けられる可能性があります(法改正が前提)。

✅ 経営者ネットワークの構築

「宣言した企業同士」で横のつながりができ、情報交換や協業のきっかけにも。

✅ ロゴマークの活用でブランディング

「100億宣言ロゴ」を使って、自社の成長志向を社内外にアピールできます。


■ 国が「100億円企業」にこだわる理由

なぜ100億円? と思われる方もいるかもしれませんが、そこには地域経済を支える“核”となる企業を育てたいという狙いがあります。

  • 地域に根ざした良質な雇用を生み出す
  • 高付加価値の製品やサービスを生み出す
  • 地元への経済的波及効果が大きい

こうしたインパクトを持つ中堅企業が地域に1社でも増えれば、地域全体が元気になるという構想です。


■ 誰が宣言できるの?

宣言できるのは、原則として:

  • 売上高10億円以上100億円未満の中小企業
  • 中小企業基本法や法人税法に基づく中小法人

が対象となっています。


■ まとめ:目標に向けた“宣言”が企業の背中を押す

項目 内容
何をする制度? 売上100億円を目指すと“宣言”する制度
誰が対象? 売上10億〜100億円未満の中小企業
何がもらえる? 補助金・税制優遇・ネットワーク・PR効果など多数
目的は? 中堅企業を増やして地域経済を強くする

「100億円なんて無理だよ」ではなく、
「まずはチャレンジしてみよう」という経営者の意志を、国が後押しするのがこの制度です。

会社を伸ばしたい、新たなステージに進みたい――
そんな中小企業の皆さまに、ぜひ知っていただきたい取り組みです。

田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

本日記

週の頭からゲームの話もどうかと思いますがSwitch2です。
依然として買えておりませんで、遅くなっても問題はない!
…と思っていたのですが、問題ありました。
先代Switchとの互換があって、アップデート等で「2」にあわせられると先代が重くなるという。
抽選申し込み、セコセコ続けます。

今日のラジオ

●プチ鹿島のラジオ19xx
●マキタ課長ラジオ無尽
●アンガールズのジャンピン
●佐久間宣行のオールナイトニッポン0

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© よってけし!山梨県中央市タナカジムショ , 2025 All Rights Reserved.