ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

税理士試験のベテラン受験生に贈る言葉。

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税理士試験のベテラン受験生におくります。
試験後の反省と、9月からの勉強スタイルの提案です。

 

1.これまでの勉強のしかた

試験前までの11か月(9月~7月)の間、どういう風に勉強をしていたか。
本番で失敗したときほど、試験直後から9月第1週くらいまでの間は、みっちり反省することをオススメします。

ワタシの場合であれば、

  • 理論優先で動かなかった約1年
  • 講義に遅れがち(復習が遅れがち)だった約1年
  • 弱点を弱点のまま放置してしまった約1年

というのが失敗(落第)パターンでした。
「モチベーションが上がらない」という言い訳が、11か月間で3日以上出たときもですね。

2.これからの勉強のしかた

「これまでの」でほとんど答えは出ていますが、失敗の反対で動けば、まず上手くいきます。
上の例に当てはめますと、

  • 理論の完成を優先する
  • 講義の復習は翌日までに終わらせる
  • 弱点を把握できるだけのアウトプットをこなす

ということですね。
せっかく反省したのですから、今後の行動指針も出しておかなきゃ勿体ないです。

モチベーションについては無視できる状態が理想です。
高いときだろうが低いときだろうが、もはやルーティーンであると。

勉強は今しかできない

勉強はいつでもできるものか。
できるとも言えますし、できないとも言えます。

「できない」という立場は、
未来は未来で課題がある。だから今は今の課題解決に使うべきだ
という考え方かなと。

税理士試験も終盤になってきますと、税理士を志した当初よりも、良くも悪くも気持ちは落ち着いてきます。
最初のうちは勉強のしかたがヘタクソでも、情熱がカバーしてくれたりするもの。
これはこれで序盤(≒初学者)の強みです。
しかし情熱は最後まではもちません。(≒受験歴が長い受験生は、惰性で受験生活を送ってしまう)

じゃあ「冷めた情熱」でどうするかと言いますと、
今やるべきことを今やる
をルールとするのはいかがでしょう。
情熱も、モチベーションなんてものも関係なく、もくもくと、ルーティーンをこなすがごとく勉強していくのです。

経験によって勉強のコツはつかんでいるのですから、あとは机に向かうだけ。
情熱が大人しくなってきたとしても、机に向かって勉強はする。
それができれば、コツをつかんで勉強をこなせる人が勝つハズです。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

来年のラジオ(FM-FUJI)のお題を考えたり。
安倍首相の会見を見たり。
最高気温は低いものの盆地特有の蒸し暑さに負け、夕方からエアコンON。

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