ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

法人税法vs所得税法。税理士試験で選択すべきはどっちだ。

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法人税法と所得税法。知識として、税理士にとって、どちらも欠かせないものです。
でも税理士試験では、法人税法が圧倒的に人気。
なぜでしょうね。

法人の申告は1年中あるから

よく聞くのがこれです。
個人の確定申告は2月・3月だけれど、法人の確定申告は1年中ある。税理士事務所にとって収益の柱となるのは法人の申告だー
というもの。

一理あります。

いろんなことが起こるのは個人

でもどうでしょう。
確かに「報酬が高額」になりがちなのは法人です。でも、中身はシンプルなことがほとんど。

対して個人(所得税)は、所得が10種類あります。
入り口からややこしかったりするのです。

深い勉強が生きるのは「所得税法」

税理士試験って、実務ではなかなか経験し得ないようなところまで勉強する必要があります。
それが実務に生きるかどうかは一概に言えません。
税理士それぞれで、お客さんがぜんぜん違うからです。

そんな中でも、比較的、イレギュラーなことが起こりやすいのは個人(所得税)ではないでしょうか。
であれば、幅広くした勉強がより生きるのは「所得税法」でしょう。

理論暗記はムダなのか

この記事の主題からちょっと外れますが、最後に理論暗記について。
丸暗記の勉強はまちがっているー なんてことをよく聞きます。
一方で「ドラゴン桜」というマンガ(ドラマ)では、『つめこみこそ!』と、つめこみの勉強を称賛しています。

で、「お前はどう考えているの?」と聞かれたら、『素早く吐き出さないと勝てないレベルになっている試験だから』と答えます。結果、それくらい仕上げないと勝てないのが現実です。
暗記じゃ合格できない問題を作れと注文をつけたところで、意味をなさないと思っています。
結果として、勝つための条件が「理解+暗記」になっているのかなと。

テキストにせよ、まっさらな条文を読むにせよ。
暗記までもっていくには、何度も読むことが欠かせません。
これが出来るのは受験生である内で、それ自体、批判されるような勉強法だとは思いません。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

「のぞき見ドキュメント100カメ」をNHK総合で。
オールナイトニッポンをよく聞く者としてはタマラナイ番組でした。
特に星野源さんファンは見逃せない内容でしたね。
かくいう私は、星野源さんのANN、気になる人がゲストのときしか聞いていないのですけれども…。

今日のラジオ

●ハライチのターン

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