ブラック企業を辞めるコツ・逃げるコツ。思考停止を起こしていないかも考えて。

 

ブラックな企業についてのネットニュースを見ました。
ワタシも2社、ブラックな企業で過去働いた経験を持つ身です。
どうやって辞めたか（逃げたか）、記憶に残っているところを書いてみます。

 

ブラック企業2社

千代田区河田町の不動産販売会社（現在は存在しません）

日曜も休みナシ。
一日中立ったままテレアポ。
3か月で辞めました。。
（辞めた経緯は記事の下の方に書いています。）

1日中立ったままな状態。
それが2か月も続くと足の指や、足の指と指の間がしびれて来ます。
そのしびれが消えたのは、辞めて数か月経ってからでしたねぇ。。

池袋の有名ケータイ（コピー機・電話機）販売会社

営業部に3か月。
工事課・リース課 というところに1年9か月ほど。
計2年くらい居た会社です。

中でも「工事課」は地獄でした。
終電で帰っても
「たまには帰らず仕事しろよ」
と言われる会社。

ビックリですよ。。

（リースの審査担当のほうは、業務改善の結果、退社時間が6時間ほど早くなりました。改善前は午前3時です。）

 

 

なぜ逃げない？→それはね、業務に忙殺されると思考停止が起こるからなんだ

勤務時間が極端に長かったり、上司がパワハラ体質だったり。
そういった場所で若い人が命を落とすニュースが過去ございました。
（実は上の「ケータイ」のほうで、ワタシが一緒に仕事したことがある方が亡くなっています。ワタシの退職後です。）

ニュースを聞いて多くの人が思うことが「なぜ辞めないのだ？」ということ。

これ、経験した者じゃないと分からないでしょうね。
「辞める」「逃げる」という選択肢が、本人に思いつかないのですよ。。

逃げ場所はどこにもないも思ってしまうのです。
だから辞めない。（辞められない。）

果ては、自分で自分の命を絶ってしまったり。
体調崩しても休むことが許されず、自主的な夜勤中に倒れる→朝発見される　という最悪の末路になってしまうのですね。

 

 

どう辞めた？ タイミングと「考えるヒマ」

ブラック2社に勤務経験のあるワタシ。
どうやって辞めたのか書きます。
（残念ながら、悩んでいる方すべての参考にはならないでしょうが。）

不動産販売会社→つめられたタイミングでエスケープ

睡眠不足が続きまして、ある日、立ったまま目をつむっていたところを上司に見つかり。
その上司に「んごー！」と怒られたタイミングで「辞めます」と言いました。

会社借り上げのマンション住まいだったため、会社を辞めたら住まいも失います。
面倒ではありましたが、今考えると「よく言った！」と。
（自分で自分を褒めてやりたい！）

で。
帰りの電車では、呆然としたまま帰宅したことを今でも覚えています。
（実家の親にも電話しました。もうちょっと東京に居たいとも。）

しかし翌日にはスッキリです。
「行かなくていいんだ。。」
と、ホッと胸をなでおろすタナカです。

行かなくてと言いますか、まぁ昼近くに行ったんですけどね。
人事部に行って、正式に辞める手続きをとるためです。
（営業部には行かなかった。）

住まいについては、人事担当の方が配慮してくださり（営業部のヒドさを知っていたから）、2週間ほど猶予をもらいました。

手続きとって、会社を出て、近所のコンビニでアルバイト情報誌を買って帰りました（笑）

（千代田区河田町にあった会社ですが、ワタシが辞めた後、数か月で破産申請したとのこと。）

ケータイ・事務機器販売会社→思考が再始動して Run away

営業部は、営業成績が悪かったので3か月で終了。。
上にも書いたとおり、異動した先が墓場でした。
（営業も売れなきゃ墓場ですが。。）

とにかく帰れない。。
終電で帰って、次の日フツーに朝から出勤です。

日曜だけ休みで、その日曜は、部屋の掃除・洗濯をして倒れる。
そんな生活。。

当然のように思考停止を起こします。
起こしたまま1年以上過ぎ。。
そんな状況のあるとき、異動の話しが出ました。

墓場仲間には申し訳なかったですが、異動を快諾。
（断ってもイイヨとも言われていた。）

異動した先は20時には帰れる部署でございました。
ここでようやく思考が再始動。

大学院に進学したいので辞めます！

とウソをつき。
まぁウソも方便ですよ。。

（移動先の部署のせいにはしたくないと。ワタシなりの配慮です。）

 

 

思考停止を起こしていないか？ 逃げ場はあるぞ！

もし「毎日終電」「サービス残業当たり前」な世界で働いている方が、この記事を読んでくれていたら。。
逃げていただきたいです。

しょいこむ必要、ナイっすよ。
思考停止を起こしていないか、自分が本当はどうしたいのか、考えられるキッカケになれば幸いです。