ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

リモートワーク、DX、電話減。

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すっかり定着した感のある「リモートワーク」。
と思ったら、実際はそうでもなかったようです。
体(てい)はとっている会社でも、場所以外はぜんぶ同じだったりとか。

20年前の社内ブラックリモート

日韓ワールドカップのころ、都内でサラリーマンしていました。
とある会社の管理部門にいたころ、電話もメールもジャンジャンでした。
本来の仕事に支障をきたすほど。。
電話が収まる時間になったら、残りの本来の仕事をしたり、メール返信したり。
「メール送ったぞ」という電話も少なくありませんでしたら、もうホント訳のわからん。。

こんなことになってしまうのは、
●営業マンが勉強しない(商品について分からないことがあると電話で聞いてくる)
●全国あっちこっちの営業課長が一日に何度も電話してくる
●全国あっちこっちの取引先(商品を預けている倉庫)が電話してくる
からでした。

離れた場所で仕事しているので電話連絡が当たり前で、
離れて見えないからか怒る人がおおくて、
怒鳴り散らすことが社風ですか? で、毎日エライコッチャでした。

リモートワークとDX

会社に行かず自宅で仕事すれば「リモートワーク」ってことになるのでしょうが、「会社のやりかた」をそのまま持ち込むと地獄です。
(わたしが20年前に経験したそのまんま)

従業員個人所有のスマホを連絡手段につかわされるとか、
取引先から「定時がなくなった」みたいに思われるとか、
考えたくもありません。
(それが当然と考える経営者もいるかもですが…)

リモートワークにはDXの精神といいますか、考えかたが必須でしょう。
「中小企業の半分はリモートワークしていない」らしく、未対応の会社が悪くいわれているようです。
でも、会社のやり方をそのまま自宅に持ち込まれるようなら、そんなリモートワークは「悪」。
大事な従業員が辞めちゃってもいいんですか?って。

リモートワークでもどうしても電話が欠かせないというなら、経営者とか管理職だけ出勤して対応したらよいと思います。
たとえば、税理士会の事務局の場合ですと電話応対時間の短縮をしていました。
税金関係の刊行物を出版する会社は、あんま電話出れません とアナウンスしていました。

DXのチャンス

コロナという大義名分があれば、ちょっとくらい電話で不便があったって世間は許してくれます。
(電話を減らすチャンス)
電子帳簿保存法もあって、リモートワークらしいリモートワークが実現しやすい基盤が整っているなぁと思いますね。

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

過日記

襟元につける扇風機をつかっています。
ヘンチクリンな代物ですが、一発で扇風機だと見破った姪にビックリしました。

今日のラジオ

●火曜キックス

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