ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

税金を嫌い過ぎるとお金がなくなる。

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税金を嫌いすぎるとお金がなくなります。
無理に経費を出すことにお金をつかっちゃうからですね。

 

車を買ってお金をなくす

過去何度か書いていますが、いい車に乗りたい!…という思いを仕事に持ち込むとろくなことになりません。

税金にとられるくらいならいい車を買って、
減価償却で利益を減らして、
消費税も減らして(仕入税額控除して)、、、

社長しか乗らない高級車を複数台買うとかして、そうしたら燃費悪すぎて燃費のいい車を買って、高級車は飾りになるとか。

ウソのような話に聞こえるでしょうし、ウソであってくれ!と思いますが、ホントにこんなことをする経営者っているんです。

 

財務諸表がよごれる

こんなことをした結果どうなるか。
財務諸表がよごれます。

さらに、上のようなお金の使いかたをしていると借入に対する抵抗感がなくなるのか。
なくなるというより、借りられるお金は自分のお金だと思いこんでしまうのか。
借りたお金でまたせっせと無駄な経費を作り出す。。

そこまでいったら返済するお金にも苦労するようになっちゃいます。

 

信用金庫に甘えてはいけない

世の中がコロナ禍になって、金融機関からの借入のハードルが下がった気がしています。
実質無利息は言わずもがなですが、それ以外もです。

その中でも特に、地域の小規模事業者を支える信用金庫とか信用組合。
コロナ禍ということを考慮してか、利益が出ていなくても貸してくれているように思えます。
完全に無条件ではないにしても、たとえば「売上が上がっていればOK」とか。

しかしこれに甘えてはいけないと思うんですよね。
「とりあえず売上下がってなければOKなんだねー」
なんて思っていると、黒字にすることを忘れちゃうからです。

確かにお金さえあれば潰れやしませんが、お金を貸してくれるのは「いつか黒字になる」ことを期待してくれているから。
利息プラス元本を回収できると思っているからです。

税金にとられたくないからと無駄なお金を使っていては、追加融資を受けられなくなったところで終わります。

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

ボクシング4団体統一戦を。
イギリス王者についてはいろいろ意見が出そうですが、井上に勝とうと思ったら通常運転じゃ無理!
…と判断しての戦い方だったのでしょうね。

今日のラジオ

●朝井リョウ『正欲』

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