ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

就職活動中の学生のあなたへ。活動の失敗。新人というゴールデンタイムの失敗。

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就職活動中の大学・専門学校・高校の、最高学年のあなたへ送るー
新卒採用されたけれど、ぜんぜん希望の部署じゃなかったあなたへも送るー
失敗大全…ならぬ小全です。

就職活動。新卒は「したい仕事」でえらべ

学生から社会人(会社人)になるときに… じゃなくて、就職活動をするときに。
会社の大きさを基準にすることはオススメしません。
「したい仕事」ができる会社かどうかで選んだほうが後悔しづらいです。

大きな会社に入りたい、有名な会社に入りたい、
という気持ちはあるでしょうが、そんなものは数か月で無価値になります。
自分の中で。

「したい仕事」に就ける可能性-会社規模の大小

エントリーを考えたとき、会社の規模で選んでいないでしょうか。
大きければ安泰だろう、大きければ自慢できる、大きければ給料がよい、、、
もしそう思っているのなら、それらは幻想です。

たとえばシステムエンジニアになりたくてIT系の会社を選ぼうと考えたとき。
小さめの会社であるほうが希望がとおりやすいです。

一方、上場しているような会社はどうでしょう。
こちらは入社後、ハシゴを外される可能性が比較的高くなるように思います。
私がまさにそうで、希望の部署とは180度ちがう仕事をするところへの配属でした。

会社の規模でえらぶと後悔します。上のブロックと被っていますが。。
もちろん「必ず後悔」… とは言えませんが、人生は社会人になってからのほうが長いのですから。
誰かがつくった看板や環境にのっかるだけじゃ、つまらないですよ。

学校枠に注意

採用(内定)に有利にはたらく「学校枠」というものがあります。
学校と中小企業との間には、あまり無い制度。
大企業だと「安定して学生を確保したい」という事情があるため、あるのです。
欠点は、内定をもらったら辞退しづらい点。

筆者は大学とその会社との間でもうけられていた「枠」で、当時内定をもらいました。
しかし就職活動するうち、「この会社に入りたい!」という会社が見つかりました。
その入りたかった会社の最終面接のまえに「枠」の会社から内定の一報がはいり、入りたいと直感した会社を諦めることに。
最終面接を辞退。。

むずかしいものです。。
入りたい会社に入っていたら、税理士になっていなかったかも知れません。

新人の優位

新入社員には猶予期間があります。
戦力になるまでは多目にみてもらえるのです。

なので、上のブロックに書いた「希望がとおらない」事態になると大変。
たとえば2年目が終わったタイミングで部署異動が可能になるとしても、移動先で即戦力であることが求められてしまいます。
見合ったスキルがあればよいのですが、管理部門から制作部門への異動など、まったくちがう世界にうつって果たして出来るのかどうか。。

ちがう仕事をすることになった。どうするか。

希望がとおらなかったときどうするか。
ガックリと肩を落とすのは後にして、

  • 一生やれるか
  • 汎用性があるか
  • その部署を知る
  • 求められるスキルを知る

など。観察することから始めましょう。
「一生やれるか」→×(あるいは分からない)
としても、スキル(アナログじゃないもの)を身につけることは悪くないことのハズです。

もし「とっとと去らねば」と思ったらとっとと去るのも手。
「とっととはちょっとなぁ…」と思ったら、会社勤めしつつ、なにか勉強しましょう。

【筆者の失敗】
ちがう仕事をすることになった当時の筆者は、おおむね「ふてくされていた」と記憶しています。
仕事はしていましたが、言われたことだけをして、会社が取得をすすめる資格試験には落ちっぱなし。。
先のことを考えないまま、スキルも持たぬまま、会社を辞めてしまいました。

就職はスタートである

就職はゴールじゃありません。
といっても、学生時代は「入ること」がゴールといえるところがありました。
高校受験にパス、大学受験にパス、こういったものがゴールでしたから。
入試にくらべ、卒業のハードルは低いですからね。

それからフォローをひとつ。
新人時代はゴールデンタイムと書きましたが、確かにそれはあるのですが、それを過ぎたらダメということもありません。
筆者は今年(2021年)46になりましたが、自分次第で人生はよくできると思っていますし、もがくことをやめる気はありません。
誰かがよくしてくれるものでもありませんし。

以上に書いたことは「失敗」でしたが、失敗から学べることはたくさんあります。
同じような経験をする学生が少しでも減ればと思って書いたものではあるのですが、したらしたで、今後の糧にすればよいのです。

Writer|山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

ニューPCが届きました。
先日書いたとおりの安物ですがじゅうぶんな代物。
ぜんぜん関係ない話ですが今日も雨。7月に入ってから降らなかった日がない甲府盆地です。

昨日の1日ひとつ

  • Office2019
  • かまいたちの掟
  • 池上彰×松井秀喜 in キューバ
  • SurfacePro6と液晶モニターを接続
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