確定申告とはただただ面倒な作業なのか
スポンサーリンク
年明けするといつも待っている確定申告。
多くの人にとってはただただ面倒な作業で、しかし使いようによっては振り返りや反省に使えるものです。
ただただ面倒
確定申告を面倒に感じる理由は、納税のために仕方なくやるから。
還付してもらいたいがために仕方なくやるから。
65万円(55万円)控除を受けるために期限までにやらないといけないから。
なんにせよ義務だから(還付の場合は権利を放棄したくないから)ということでしょう。
面倒にしないコツ
面倒から「ちょっと面倒」に変えるコツは、毎日の経理をExcelですることだと思っています。
(個人=所得税 を前提にしています)
自分ひとりだけのフリーランスであれば、日々の簡単な経理はExcelで十分。
ただそれだけで損益計算書や貸借対照表あるいは確定申告書までもっていくのはシンドいので、Excel→会計ソフト へもっていく必要はあります。
日々の経理はExcel。
経理ソフトに仕訳入力も悪くはありませんが、Excelがより楽です。
前年・前々年と比べてみる
単なる納税ツール・還付ツールとしないために、出来上がった「損益計算書」(あるいは「収支内訳書」)「貸借対照表」を前年や前々年のものと比べてみましょう。
売上の推移はどうか、
経費の推移はどうか、
預金残高の増減はどうか
など。
「この経費は無駄に高いかも知れない」と気づけるのは、おそらく確定申告くらいしかありません。
預金残高によっては借入を検討するなど、数字の比較は気づきがたくさんあります。
単なる…で終わらせてはもったいない。
ぜひ前年以前の数字と比べてみましょう。
(申告書提出前に変なミスに気づけることも)
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
ホワイトアウト…
まではいかずとも、珍しく甲府盆地が吹雪きました。
昼過ぎからはこもっていたので、特に怖い目には合わず。
(窓は凍りつきましたが)
今日のラジオ
●髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ