先月と比べても意味はない。

 

広告が少々うっとうしいこのブログ。。
その成果が毎月メールで届きます。
そのメール、まず書かれているのが先月と比べて報酬が増えたか減ったか。
しかし先月とだけ比べても、ほとんど意味はありませんよねぇ。

 

先月と比べて増えた？減った？

稼ぎ（報酬）は増えるに越したことはありません。
減るよりいいに決まっています。
ただ前の月と比べることに意味があるかといえば、あんまりでしょうね。

先月が悪ければ、今月のハードルは低く。
反対に先月が良ければ、今月はハードルが高くなるわけでして。。

 

競走馬の体重も

競馬をまったく嗜（たしな）まない人間が書くのもどうかと思いますが、競走馬の体重増減にも同じことがいえます。
前回がしぼりすぎであれば、今回の馬体重アップは好材料でしょう。

距離によってもちがうはずです。
長距離なら少しふっくら気味がよいかもしれませんし、短距離なら絞り気味がよいかもしれません。
（ダービースタリオンの知識ですｗ）

前回には前回のヨシアシがありますから、前回とだけ比べてしまうと迷子になるだけです。

 

確定申告時期はアクセスが増える

このブログの場合、個人の確定申告の時期はアクセスが増えます。
特にがんばっているというわけではなく、シーズンが理由ですね。

県や市町村などの仕事を受注する元請けの建設会社は5月・6月あたりの決算がおおいです。
理由は、地方自治体の予算の都合で3月の工事がおおいこと。
その売上が確定するのが4月や5月になる…。
大きな仕事の売上を決算書に反映できると、元請け仕事の受注に有利になります。

そういった季節的な要因がある場合、先月との比較はほとんど（まったく）意味をなしません。
年単位で比べたほうがよほど有用です。
それでも1月（ひとつき）単位で比較したいなら、1年前の同月と比べるとかになるでしょうか。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。