おまかせの仕方。f会計おまかせパックとは。
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f社の「f会計おまかせパック」にツッコみますw
f会計おまかせパック
冒頭の写真のとおり、f社が「おまかせパック」を始めたようです。
全自動、簿記の知識不要…
とうたっていたシステムに、さらに税理士つけちゃいました!
ということのようですね。
矛盾を感じつつも、選ぶのは納税者。
f社のお客さんです。
ちなみに、おまかせパックをおすすめする会社や個人事業者は、雇用者数が30人程度までとのこと。
税理士にも間接的に「お客さん増やせるよ!」といいたいのでしょう。
5つ星事務所を目指しましょうというスタンスは前からありましたが、よりいっそう目指していただきたい!
…みたいな。
冒頭の写真のページを下にスクロールしていきますと、オプション料金が出てきます。
例として月34,000円と書いているだけで、それだけ払えばOK!…じゃありませんでした。
たとえば「初期費用20万円」というのは、実質、f社への紹介料ですよね。
他にも、f社の収益としたい部分が含まれていると邪推します。
スピーディーというわけでもない
おまかせパックの売り文句には、
●税理士を探している
●経理担当者の雇用なしにアウトソース
●会社の数字をスピーディーに見たい
といったようなことが並んでいます。
いい面ばかりなのでツッコミますと、スピーディーかどうかをf社が書いていいのかどうか。
そこは税理士だったり、その事務所(税理士法人)の担当者次第だったりするからです。
さらにいえば、「f会計」をつかって最もスピーディーに経理ができるのは、ほぼまちがいなく社長です。
銀行やクレジットカードから取り込んだデータは、お金の入金・出金、そこに相手方の社名などが入っているだけですから(これを自動的経理とよんでいる)。
請求書や領収書を見ないことには、税理士限らず、誰だった中身はわかりませんからね。
なにを求めます?
税理士に丸投げしたい!
ということであれば、f社のシステムを選ぶ必要はありません(そもそも)。
丸投げなんだから、税理士が使っている会計ソフト・税務ソフトでやってもらったらいいのです。
なんでもそうでしょうけれど、言いなりに決めてはダメですね。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
夏の戻り。
寒の戻りならぬ…と書くなら、暖の戻り? でしょうか。
急にまた暑くなってしまって、もうホントに勘弁です。
たまのシャツ+スラックスは、Tシャツ+短パンに慣れた人間にはキツイので。。
昨日の1日1つ
●LACT-450(スプラトゥーン3話題の武器)
今日のラジオ
●プチ鹿島のラジオ19XX
●藤田ニコルのあしたはにちようび