グレートトラバース-田中陽希５０１座・７年の軌跡-｜感想文

 

「グレートトラバース ～田中陽希５０１座・７年の軌跡～」
単なる総集編でなく、ところどころゴール後の、田中陽希さんのコメントが入っていましたね。

「3」は、「1」「2」の忘れものを取り戻す旅だった

「グレートトラバース3」は、単に通過点としてしまった山々を取り戻すための旅であったー
おそらくは「3」の旅が始まる最初の方で本人が語っていたのでしょうが、知りませんでした。
番組ファンであり、田中陽希ファンであると自認していたのにお恥ずかしい。。

でも今回の「501座7年の奇跡」で知れました。
遅ればせながら知れたことで、スッキリというのでしょうか。
前代未聞もはなはだしいほどの旅に挑めた動機、…ということなのでしょうね。

成長

まだ「1」の旅が始まる前の映像。
チームでゴールを目指す、アドベンチャーレースの映像が今回流れました。
その中で、怪我したチームメイトに「ペースを上げられないのか」と厳しい口調でせまる田中陽希さんにはビックリ。
まだ20代だし、ひたすら結果だけを追い求める、とがった田中陽希さんの姿でした。
「このままではいけない」と始まったグレートトラバースの旅だったのですね。

得難いもの

「3」の田中陽希さんからは、本当に1つ1つの山を大事にしているのだなと。そういう様子がテレビからでも伝わってきました。
「2」の終盤で旅を楽しむことに気付き、それまでの山に対する姿勢に後悔を残した。。
「3」までやってようやく、たぶんですが、得たいものを得たのですね。

チャッチャと、労力かけずに、時間をかけずに。
何かいい方法があるんではないかと、46にもなって未だに思うことがある身が恥ずかしいです。
簡単に得られるものなんて、けっきょく満足も薄いのに。満たされることはないのに。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。