【梅雨と経理】雨の日こそ、経理整理のチャンスかも?
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ジメジメとした梅雨。
気分が乗らなかったり、なぜか作業が進まなかったり…そんな日が続くと、つい「経理のことは後で…」となりがちです。
でも実はこの時期こそ、ゆるく・ムリなく・ちょっとだけ経理のことを片づけるチャンスだったりするんです。
今回は、「梅雨」と「税金」をゆる〜く結びつけた、実務に役立つ3つのヒントをご紹介します!
■ 1. 気分が乗らない時期こそ「小さく分けて」進めよう
梅雨は気圧の変化で体調が不安定になりがち。
そんなときに「帳簿まとめてやるぞ!」と意気込んでも、空回りして終わるのがオチです。
だからこそ、発想の転換。
✅ 帳簿作業は“細切れ”でOK!
たとえば:
・レシート3枚だけ入力
・1日5分だけ科目チェック
・ひと月分だけ売上集計
“完璧”より“ちょっとだけ進める”が結果的にいちばん強いです。
「少しでも前に進めた」という気持ちが、梅雨のモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。
■ 2. 雨で外に出られない日=「調べる日」にしよう
天気が悪くて外に出るのが億劫な日は、経理の「見直し系タスク」に最適な日。
たとえば:
- クラウド会計ソフトの自動連携、使えてるか見直し
- 年間の利益予想と納税資金の見積もり
- 扶養や保険控除の整理
晴れている日はどうしても動きたくなりますから、“引きこもり気味な日”を逆手に取るのが梅雨時の知恵です。
■ 3. 梅雨が明けると“納税ラッシュ”がやってくる!
実は、梅雨明け直後の7月は税務手続きが集中する月でもあります。
主なものとして:
- 源泉所得税(納期の特例) → 7月10日まで
- 労働保険の年度更新 → 6月~7月中旬
- 固定資産税(第2期) → 7月末〜8月上旬(自治体による)
これらに備えて、今のうちから:
- 納付書の確認
- 資金繰りのチェック
- 書類の場所を把握
…などをしておくと、“7月のあわてん坊”にならずに済みます。
■ まとめ:「雨の日」を“整える時間”にしてみる
梅雨の時期は、体も気分も重くなりがち。
でもそんな時こそ、**勢いではなく「静かな整え方」**がぴったりな季節です。
- 少しずつ帳簿を進める
- 雨の日に調べものをする
- 納税準備をゆるく始める
この小さな積み重ねが、秋・冬の確定申告シーズンをラクにしてくれます。
「気が向いたときだけやる」くらいでも、十分価値がありますよ!
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
昼前から雨。
Switch2発売から10日目ですが、そろそろ当たる気がしています。
当たらないフラグでしょうか…。
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