ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

資格試験としての簿記(日商、全経、税理士試験)、仕事に役立つ簿記

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本日のブログは、「簿記」です。

わたしは、簿記との出会いで、仕事まで変わりました。

初めて勉強したのが27歳のとき。
そこから税理士試験の受験生になって、
税理士試験をサボって、
受験生に復帰したのが36歳のとき。
復帰したときの科目が「財務諸表論」という科目。
(出題内容は、簿記と会計学です。)

復帰したときは、初めて簿記を勉強してから約10年経って、まだ簿記の試験を受けている自分に笑ってしまいました。
(^_^;)

簿記との出会いがなかったら、今わたしがどんな仕事をしているか、想像できません。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士として開業予定のタナカです。
簿記は、税理士業界(?)で働くには必要不可欠な技術です。
でも実は、日商簿記3級を合格したときに働いていた一般企業でも、簿記の知識は役に立ちました。[/speech_bubble]

 

 

資格としての簿記

日商簿記、全経簿記、税理士試験(会計科目)をカンタンに説明させていただいて、

プラス、わたしがどんな感じで簿記を勉強してきたか、サラッと振り返らせていただきます。

 

日本商工会議所(日商)主催の「簿記検定」

1級から4級があります。
(わたしが受けていた時代は、4級はなかったかも。)

それにしても、日商簿記サイトの印象がずいぶん現代風になりました。

時代ですかねえ(*´Д`)

 

日商3級

学習経験がない人が最初に目指すのが3級です。
(だいたい3級です。)
最初だからこそけっこう大変で大事で、「なめてたら落ちた」なんて声も。。

3級をキッカケに資格スクールというものを知ってほしいということなのか、大原もTACもかなりお安く受講できます。
キッチリ教えてもらったほうが変な勘違いをしなくて済みますし、検討する価値ありです!

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]わたしは、池袋の某社で働いているときに独学で合格しました。
第何回だったか、覚えているワケないほど昔です。
(14年前くらいの話しです。)[/speech_bubble]

 

日商2級

3級の内容をもうちょっと難しくした「商業簿記」に、2級からは「工業簿記」というのが加わります。

ここからは、資格スクールもお金をもらいに来ている感じです(笑)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]こちらも独学で。
山梨に帰ってきているときで、就職活動をぬるくやりながらの受験で合格。
(ここでもう専念受験生やっちゃってます。汗)[/speech_bubble]

 

日商1級

商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算 と。。
さらに、2級までと違って、1級は競争試験です。
(上から1割くらいが合格、のはず。。)

ちなみに、税理士試験の受験資格がもらえるのは、日商簿記では1級合格だけです。

もう受けたくないですね、わたしは。。
(;´Д`A “`

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE_ase.png” name=”タナカ”]日商1級は、さすがに独学はツライと判断して、立川市のDAI-Xへ通学受講。
テキストも売ってなかったですしね、当時(13年前)は。
ここで簿記検定初の不合格を経験しました。[/speech_bubble]

関連「日商簿記1級、そりゃ失敗しますの勉強法」→「反省、修正し、全経上級に2か月で合格」

 

全国経理教育協会主催の「簿記」

上級+1級から3級の、全部で4段階。
1級と2級は、「商業簿記」と「工業簿記」の申し込みが別々になっています。
(変わってますね。。)

税理士試験の受験資格が得られるのは、全経だと上級合格だけです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]日商1級に落ちたあと、2か月ほど勉強をやりなおし。
その2か月で、ようやく簿記の芯が分かった気がしました。
結果は合格。
第55回(平成17年)の税理士試験に、ギリギリ間に合いました。[/speech_bubble]

 

税理士試験の「簿記論」・「財務諸表論」

簿記の資格試験としては、日商1級・全経上級と同様に、最難関レベルです。

日商・全経と違うのは、工業簿記・原価計算がないことですね。

そのぶん出題範囲は狭いと言えるかもしれませんが、

  • 簿記論はとことんサディスティックな商業簿記
  • 財務諸表論の理論問題は、日商・全経とは比べものにならないくらい広範囲から深い内容の会計学

が出題されます。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]バカにならないとやっていられないとも言えそうです。
我ながらよくやりました。
もうイヤです。(笑)[/speech_bubble]

 

 

仕事でつかう簿記

会計事務所の職員

当たりまえですが、土日祝祭日以外の日(出勤の日)は、毎日です。

会計ソフトを使うので、減価償却の計算はしません。
仕訳は毎日けっこうな量を「きる」でしょう。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]わたしがお世話になった会計事務所は、お客さんからの丸投げ(※)がほとんどの事務所。
なので、毎日大量の仕訳を会計ソフトに入力していました。
簿記を知らずにできる仕事ではありません。[/speech_bubble]

 

※…領収書や請求書などの書類だけ預かって、決算書などすべての書類を作成すること。

 

一般企業での簿記(経理職以外で)

池袋の会社(以下、「当社」と書きます。)にいたとき、下請け会社のミスに巻き込まれたことがありました。
細かく書いてしまうと、どうでもいい話が長くなってしまうので、以下ザックリ書きます。
(^_^;)

その下請け会社と、損失を与えてしまった外部の会社との間で、本来は解決すべき問題です。

なのに、その外部の会社が当社に電話してきて、「弁償がどうだのこうだの」言ってくるもんだからさあ大変でした。
くり返しになりますが、当社には関係ない話なので、弁償の話しなどできるはずもないですから。

めんどくささMAXと感じた上司は、わたしに担当を命じます(笑)
(思い出しただけでも腹がたちます。笑)

わたしにできるのは、下請け会社に電話して、先方としっかり話しをするように言うことだけ。
で、下請け会社からどうしたらいいかと相談を受けると。
(;^ω^)

 

このときに「減価償却」の考えかたが役に立ちました。
たぶんですが(笑)

下請け会社がやらかしてしまったモノが中古の事務機器だったので、定価で弁償する必要はないだろうと伝えました。
ちょっと出来る人風に、アドバイスしました(笑)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]専門用語の使い過ぎは、煙に巻いてごまかすみたいに取られかねません。
口調はやわらかく、「簿記の考えかたなんですよ」とさりげなく言えれば、説得力が出る気がします(笑)[/speech_bubble]

 

決算書が読めると出世する

正直、読めるだけでは出世しないでしょう(笑)

でも読めるようになれば、世界が広がるのは間違いないです。
しかも、どんな仕事にも役立つ可能性アリです。

読めるようになるためには、難しい勉強は必要ありません。
日商簿記3級を合格できるレベルの知識で、十分読めます。

勉強して損することは何ひとつナシ!

やってみましょう!
٩( ”ω” )و

 

 


【編集後記】

一週間前の日曜日の法事、そして本日の法事と、二週続けての法事が終わりました。
そのこととブログがなかなか書けないこととは関係ありませんが、どこかで「そのせい」にしていたここ数日でした。

明日からは何のせいにもできません。
(;^ω^)

 

【昨日の一日一新】

バイクマシン70rpmキープ

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