地味だけど好きなマンガ。役立たずかどうかは自分で決めたい。

 

『役立たずスキルに人生を注ぎ込み25年、今さら最強の冒険譚』。
お世辞にもうまいとはいえない画。話も地味。
でも好きなんですこのマンガ。
主人公の生真面目さ。強くなっても背伸びしないところ。ひかれます。

役立たずスキルと思ったのは周囲

戦闘に役立つスキルを持たないため、ひたすらスライムを倒すしかなかった本作の主人公トール。
トールだけが「役立つ」と信じた自身のスキルはやがてトップレベルに辿り着き、目的を果たし、戦闘についても最強クラスの冒険者に辿り着きます。

目的があった

トールはレアスキルの持ち主で、そのスキルに磨きをかけることに人生をかけてきました。
タイトルどおり25年です。
このことが生きる糧だったとはいえ、四半世紀もの時間をたった1つのことにかけるなんてことが果たして出来るだろうかと。

承認欲求プリーズプリーズなうちは決して満たされることはないのだろうかと。
そんなことを思ってしまう内はダメなのかもしれませんね。

他人の目

人の目なんて気にしない！
…と思っているつもりです。
でも実際のところどうなのかといえば、上に書いたとおりです。

本当にしたいことは何なのか。
他人の評価をかなぐり捨ててでも欲しい結果は？

トールの生き方、まぶしいです。

Writer｜山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長（タナカ）が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3～6回担当。